INORANとスティーヴ・リリーホワイトが語る、LUNA SEAの「多様性」と「バンド力学」

左からINORAN、スティーヴ・リリーホワイト(Photo by Azusa Takada)



10枚目のアルバム『CROSE』を完成させた意味

―完成したアルバムのタイトルは『CROSS』。このアイデアはどこから? またスティーヴさんはこのタイトルをどんな風に受け止めていますか?

INORAN:真ちゃん(真矢)が考えてくれて。真ちゃんが出したらみんな全会一致で決まったんです。10枚目のアルバムで、クロスは漢数字の十であるし、十字架でもあるし、いろんな意味があっていいんじゃないかということで。

スティーヴ:確かにクロスっていろんな意味にとれる。英語だとちょっと腹たってるっていう意味もあるし、もちろん十字架っていうちょっと宗教的な意味合いもあって、見る人によっていろんな意味を想起させるので非常に面白いと思ったよ。



―改めてこの『CROSS』というアルバムを今どのように感じていますか?

INORAN:バンドとして新しい扉が開けたし、これからの扉を確実に開いたアルバムだと思います。大げさに言っちゃうと、日本の音楽史の歴史が動いたっていうか、そういうアルバムだと思しますね。そしてやっぱりたくさんの人の愛が詰まったアルバムをうまくパッケージングできたなって思いますね。

スティーヴ:日本の音楽史の一端を担えたのなら非常に嬉しいですけども、本当に今回3度目のエナジーをまたバンドがもらって、これでまたあと10年がんばってくれたら光栄です。

―スティーヴさんにとってアルバム『CROSS』はどんな作品に仕上がったと感じていますか?

スティーヴ:さっきも言ったけど、昨日車で聴いて素晴らしかった。本当にすごいエナジーがあった。30年というキャリアがあるバンドなのにこんなにフレッシュに聴こえるのが本当にすごい! いい意味でまるでまだバンドをはじめて5年しか経ってないような感じだよ。そんな風にフレッシュに聴こえるんだよ。すごくみんな喜んで楽しくやってるっていうのが伝わる。本当にこういうアルバムに関われたことがラッキーなんだけど、でもラック=運っていうのは、頑張れば頑張るほど運がついてくると思うんだ。本当にラッキーだったと思うよ。

INORAN:うん。自分もラッキーだったと思います。

―アルバム制作を通して、スティーヴさんはメンバーに素敵なニックネームを付けてくれたようですので、最後にINORANさんからスティーヴに素敵なニックネームをつけて頂くのはどうですか?

INORAN:ん? 明日まででいい(笑)?

スティーヴ:OK(笑)。ニックネームは我ながら良いの付けられたと思っているんだ。RYUICHIは「フランク・シナトラ」、SUGIZOは「Mr.ディテール」、INORANは「Mr.ロックンロール」、Jは「Mr.ラウド」、真矢は「Mr.ハッピー」(笑)!

INORAN:じゃあスティーヴは「Mr.ハッピー・キング!」

スティーヴ:ハンバーガー屋みたいだね(笑)

INORAN:ハハハハハ(爆笑)!



『CROSS』
LUNA SEA
Universal Music Japan
発売中


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