ローリングストーン誌が選ぶ「2019年ワーストムービー」トップ10

8. 『Midway(原題)』


ローランド・エメリッヒは第二次世界大戦において極めて重要な海戦を描く中、深みのない登場人物(ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、マンディ・ムーア、デニス・クエイドをはじめとする出演者全員に対して個人的に謝るべきだ)と安っぽい特殊効果で観客に迫る。これは大失敗作だ。(2020年秋、日本公開予定)


9. 『ミスター・ガラス』

Touchstone Pictures

M.ナイト・シャマランが『スプリット』と『アンブレイカブル』の登場人物をひとつの続編に押し込めるとどうなるのか? つじつまが合わなくなり、かなり乱雑になってしまっている。


10. 『ラスト・クリスマス』

Jonathan Prime/Universal Pictures

正義は忘却を求める。というのも、相性の良くない恋人たち(『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラークと『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング)を主人公にしたこの映画では、ホリデーシーズンのロマンティック・コメディとゴースト・ストーリーが消化しきれずに混ざり合っているからだ。存在する理由は全くない。

Translated by Koh Riverfield

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