LUNA SEA、誰一人欠けることなく聖夜に届ける30年の奇跡

LUNA SEAがクリスマス近辺にさいたまスーパーアリーナでライブを行うのは恒例となっている


アンコールでは、赤と緑のライトに照らされたクリスマスカラーで場内が照らされる中、スマホのライトを点けたSLAVEによる「きよしこの夜」の合唱でメンバーが迎え入れられ、その光の中で「HOLY KNIGHT」を演奏。更に「White Christmas」の1フレーズを演奏した流れから、代表曲「I for You」を披露し、心に染み渡るようなバラードの世界で、さいたまスーパーアリーナは大きな感動に包まれた。RYUICHIから真矢にMCをバトンタッチすると、「今日のトラブルは俺たちの30年が試されたね。そして、その時間を俺たちが笑顔で過ごせたね。これは俺たちが培った30年の結晶だと思います、いい時間だった!」「30年間皆が支えてきてくれて、誰1人欠けても今のLUNA SEAは無い。本当にありがとう! 最高だね!」と笑顔で振り返り、当日一番の拍手が沸き起こる。「もういっちょ盛り上がって行こうかー!」というRYUICHIの煽りから、INORANのイントロのリフが印象的な「TONIGHT」、そしてライブの締め括りの定番「WISH」とラストへ向けた勢いのまま走り抜ける。「WISH」で幕下ろしかと思いきや、最新アルバム『CROSS』の1曲目に収録されている「LUCA」を初披露。『CROSS』のプロデュースに携わったスティーヴ・リリーホワイトはこの曲のアプローチを蕾が開花していく様子に例えていたが、夜明けのような希望が満ち溢れた楽曲を最後に披露することにより、30年間を超えて、より輝かしく広がっていくLUNA SEAの未来への希望を感じさせ、ライブは幕を下ろした。



30年間変わらない激しさとエナジーに溢れたロックと、最新アルバムでより前面に押し出された、宇宙的に壮大なスケールを体現しているLUNA SEA。MCでメンバーが語った「誰1人欠けても今のLUNA SEAはなかった」という言葉が示すように、まさに奇跡に次ぐ奇跡が重なったからこそ存在しているバンドなのだと感じた。大規模のライブの度に悪天候に見舞われることから「嵐を呼ぶバンド」と称されるLUNA SEAだが、12月21日のライブでは間違いなく最高の感動の嵐を呼んだ。誰が見てもそう感じるライブだったと言える。

写真:田辺佳子、橋本塁、清水義史

LUNA SEA
「30th Anniversary LIVE LUNATIC X’MAS 2019 さいたまスーパーアリーナ2days」

2019年12月21日(土)、22日(日)
=2日目セットリスト=
1. 宇宙(そら)の詩(うた)~Higher and Higher~ ※12/18発売AL『CROSS』収録曲
2. The End of The Dream
3. ROSIER
4. DESIRE 
5. IN MY DREAM (WITH SHIVER)
6. Sweetest Coma Again
7. BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ ※TM NETWORKカバー
8. 悲壮美 ※12/18発売AL『CROSS』収録曲
9. 闇火
10. Dr.Solo & Bass Solo
11. JESUS
12. THE BEYOND ※12/18発売AL『CROSS』収録曲
13. BLACK AND BLUE
14. STORM
15. SHINE
16. BELIEVE

ENCORE
1. HOLY KNIGHT
2. White X’mas 〜 I for You
3. TONIGHT
4. WISH
5. LUCA 


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