限界の淵を見た男、高橋ヒロムが東京ドームで掴む2つの「栄光」

高橋ヒロム(Photo by Shuya Nakano)



ライガーを倒した先に目指すのは、新たなジュニアの「顔」

─まさに「すげぇー!」としか言いようがない(笑)。って、ちょっと話が脱線してしまいました。あらためて5日に対戦するライガー選手について聞きたいと思います。欠場中ではありましたが、ヒロム選手はライガー選手の引退試合の相手に、いちはやく立候補していましたよね。結果的に、ライガー選手からの指名という形で、それが叶った形となりましたが。

ヒロム 俺としては、引退試合の発表があった3月の時点で指名してほしかったというのが正直なところですね。なんか、最後まで「誰でもいい」みたいなこと言ってたじゃないですか、あの人。それって、俺が好きだった獣神サンダー・ライガーの態度じゃないから。

─5日のカードが発表された際には、ヒロム選手へのメッセージとして「俺を木っ端みじんに叩き潰してほしい」とも言っていました。

ヒロム そんな言葉、ホントは聞きたくなかったですよ。俺が闘いたいのは、子どものころから憧れていた強くて怖いライガーなんです。好きだからこそ言いますが、弱気なライガーとなんて闘いたくない。やる以上は、俺のベルトを奪って引退、くらいの迫力を見せてほしいな。でなきゃ、試合する意味がない。

─かなり手厳しいですね。逆に言えば、それだけライガー選手に対する想いが強いのかと。

ヒロム ライガーさんに対する想いの強さは、誰にも負けてないですよ。だからこそ、最初に引退試合の相手として立候補したわけですし。なぜなら、ライガーを超えることができるのは俺しかいないから。これまで新日本、いや世界のジュニアヘビー級の「顔」がライガーだったとしたら、次の「顔」になるのは誰なのか。俺は誰よりもその「顔」になりたいし、なると決めてますから。異論は認めるけど、だったら俺を蹴散らしてみろってこと。今言いたいことは、それだけですね。


Photo by Shuya Nakano

高橋ヒロム(たかはしひろむ)
1989年、東京都八王子市出身。デビュー当初から負けん気の強いファイトとアピールの強さで注目を集め、2012年には直訴によりBEST OF THE SUPER Jr.初出場を決める。2013年から海外修業へ旅立ち、メキシコではマスクマン「カマイタチ」として活躍。2016年の凱旋帰国後から現在のリングネームとなりロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入り。2017年にIWGPジュニアヘビー級を初戴冠。2018年7月から長期欠場に入り、2019年12月19日後楽園ホール大会で復帰。2020年1月4日の東京ドーム大会ではIWGP Jr.ヘビー級王座に挑戦する。



<INFORMATION>

WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム
2019年1月4日(土) OPEN 15:00 / START 17:00
2019年1月5日(日) OPEN 13:00 / START 15:00

【高橋ヒロム選手出場試合】
2019年1月4日(土)
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
60分1本勝負
ウィル・オスプレイ(第85代チャンピオン)vs 高橋ヒロム(挑戦者)

2019年1月5日(日)
獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅱ
60分1本勝負
獣神サンダー・ライガー&佐野直喜with藤原喜明 vs 高橋ヒロム&リュウ・リー

https://www.wrestlekingdom.jp/

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