BAND-MAID最新作、我流のハードロックで体現する日本文化とは?

─(笑)。本作では、世界的音楽プロデューサーのトニー・ヴィスコンティさんから熱烈オファーを受けて「The Dragon Cries」のプロデュースをお願いしたということですけど、その経緯を教えてもらえますか?

小鳩:「The Dragon Cries」の作詞をしてくださったトーマスさんという方が日本文化がとても好きな方で。BAND-MAIDを観て気に入ってくださり、トニーさんに私たちのことを伝えてくださったんですっぽ。トニーさんとトーマスさんは家族ぐるみですごく仲の良い友人であり仕事仲間でいらっしゃって、BAND-MAIDを一緒にプロデュースしないかとトニーさんに持ちかけてくださったんですっぽ。トニーさんも実は僕も日本文化が大好きで、ぜひ一緒にやりたいねって言ってくださり、お2人からクラウンの方に「一緒に1曲プロデュースさせてくれないか?」とお声をいただきましたっぽ。こちらとしては最初は詐欺かなとか、本当の話かな? と不安だったんですけど、本当に実現に至ったんですっぽ。


左から、小鳩ミク、トニー・ヴィスコンティ、SAIKI

─プロデュースというところでどこからどこまでやられているんでしょう?

SAIKI:全部ですね。

KANAMI:最初、SAIKIのボーカル入りのデモをトニーさんにお送りさせていただいて。何かやり取りがあるのかなと思ったんですけど、「いいね! それでいこう!」と。

小鳩:二つ返事でね。

KANAMI:そのときは大丈夫かなという不安があったんですけど、トニーさんに二つ返事をいただいてすごく自信に繋がりました。世界的に有名なプロデューサーさんなので、私たちの楽曲が世界にも通用するんだって。オケのレコーディングは日本でやったんですけど、ボーカル2人はニューヨークで歌入れをすることになって。メロディワークとかはそこで結構アレンジしてもらいました。

小鳩:ニューヨークにあるトニーさんのスタジオで2人で録らせていただくことになったんですけど、一緒に作りながら曲のメロディを考えていきたいと言われて。それはやったこもないことだったので、新しいものができるなという風に思いましたっぽ。

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