BAND-MAID最新作、我流のハードロックで体現する日本文化とは?

─ストイックに音楽活動をやっている分、負荷がかかっているんですね。

小鳩:メジャー・デビューしてから特にスピード感が上がってきていて。自分たちで自分たちにムチを打ってずっと必死に走ってきた感じなのでっぽ。

SAIKI:最初、体づくりをあまりしていなかったのに、激しいライブをしたり、海外のツアーで長時間の飛行機移動やバン移動が多かったので、それはなるわーってなって。みんな筋トレとストレッチも覚え、行きつけの整骨院もでき(笑)。

小鳩:それぞれ自分なりの治療法でケアしながらやるようになりましたっぽ。

AKANE:私の場合は、ドラムのツインペダルを始めてから、速いフレーズになればなるほど左が追いつかなくて。最近はやっと筋肉もついてきて安定してはきたんですけど、気をつけないとヘルニアになるなという状況でもあるんです。

─それだけストイックにやっている部分が、メイドの見た目であまり伝わらないというのは、どういう気持ちなんでしょう。

小鳩:ありがたいことにメイド服で隠せるんですっぽ! だから、とてもいいお洋服ですっぽ(笑)。

─頑張りがもっと伝わってほしいとは思わないんですか?

SAIKI:真面目にストイックにというのが5人の性格上合っているので、そこはリリースとか、お給仕を観てもらったら分かってもらえると思うので。

小鳩:伝わるっぽ。

─最近のバンドにはないストイックさだと思いました。体育会系というか。

SAIKI:みんな打ち上げもしないしね。

小鳩:BAND-MAIDは海賊みたいな打ち上げするんですっぽ。

─なんですか、海賊って(笑)。

小鳩:飲むし、食べるし、騒ぐし! スタッフさんとか制作の方にも、いまどき珍しいよってすごい言われますっぽ。対バンで挨拶に行くと打ち上げがやばいって聞いてますって恐れられることが多かったので、ちょっと自粛しましたっぽ。

SAIKI:怖くないよって書いておいてください(笑)。

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