5G時代の到来、渋谷の街が音楽とデジタルアートで溢れる新感覚イベント 本日より開催

インタラクティブデジタルアート展『INVISIBLE ART IN PUBLICVol.2”Synthetic Landscapes"』渋谷のスクランブル交差点の様子


KDDI水田修インタビュー「5Gとエンタメで渋谷をアップデートする」

水田 修 氏(KDDI株式会社 サービス本部 プロダクト開発1部 マネージャー)

ー本日のARを体験させてもらいましたが、近未来的で無機的なアートグラフィックが印象的でした。

水田修(以下、水田):今回はMUTEKのイベント内でやらせてもらっているということもあるので、ソリッドでエッジーなものを作りました。仕組みの話で言うと、前回は、もっとオーガニックでアナログなアート絵画を渋谷のキャストの中で体験できるようにしていたんです。キャストの前の庭にプロムナードに適した場所があったので、そこを街道に見立てて、本当に絵だけを見る体験を提供していました。いわゆるアート展をアーカイブして街中で展開するという考え方もあれば、今回のMUTEKのように会場が複数多岐に渡っていることを利用して、街歩きを楽しくするために、街中にアートを置いてみるということもできるんです。

―サウンドに関しても、デザインに合わせて作り込まれているのかなと思いました。

水田:サウンドはMUTEKでコンテンツをずっとプロデュースしてきている、omnibus japanのsuperSymmetryというチームと一緒にお仕事をさせていただきました。今回出てきたアイデアは、オーディオトラックを組み替えしてみて、それぞれに対してのビジュアルを空間にフィットさせるというものでした。それをVJトラックのような形でコントロールできれば、インタラクティブで面白いよねって発想から生まれたものですね。

―最初にサウンドデザインがあって、それをトラック別に分けて、どう重なっていくかというレイヤーを付けていくようなイメージですよね。

水田:コンテンツ開発としてはそうですね。僕はプロデュースに回らせていただいているんですけど、例えば屋外でアートを作るにあたってよく出てくる案って、昼と夜で全く違うものにするってものなんですね。それに加えて、例えばスクランブル交差点の場合だったら、スペースの大きさを活用しようと思って作っていたり、場所によって見せ方を工夫して、同じVJでも場所によって根本的に違う体験を作りたいと思って制作しています。

―今回のイベントの見どころをあげるとすると、どういったところでしょう?

水田:MUTEKの中で言うと、お客さん自身が作品を作る立場で入り込める体験型コンテンツだというところです。今、なんでKDDIがこういうことをやっているかというと、渋谷未来デザインという社団法人と渋谷区観光協会と「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」ということで、一緒に渋谷をエンターテイメントでおもしろくしようって言っているんですね。どっちかというと渋谷を回って楽しかったと思ってもらえる作り方をしている。その意味で箱の中に収まるのではなく、渋谷の街の中を大きいiPadとヘッドフォンを持って、ピカピカ光りながら体験する特別感を味わってもらえたら嬉しいです。

―そういったテクノロジーを使って、水田さんが今後目指されているものはどういったものなのでしょう?

水田:元々のテーマは、5Gを用いて渋谷をエンターテイメントでアップデートするということなんです。アートもそうですし、音楽だったり、ファッションだったり、渋谷でやっている以上は、カルチャーとデジタルで、次の日常をどうやって作れるかっていうところをすごく意識していて。もしかしたら数年経つと、このアートの形態って普通になるような気もしていて。そういう意味で、次のスタンダードをどうやって街と一緒に作っていくかというところが、キャリアがやっている大きなところでもあると思います。




INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“Synthetic Landscapes”
開催期間:2019年12月11日(水)-15日(日)
体験方法:お客様自身がSTYLY APP*をダウンロード。各スポットにある「STYLYマーカー」(QRコード)を読み込み、空間に重ねることで、アートが表示されます。
*googleplay | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr
*appstore | https://itunes.apple.com/jp/app/id1477168256?mt=8

特別ガイド付きツアー:
(1) 実施日:2019年12月11日~2019年12月15日 16:00~20:00
(2)応募方法:渋谷ストリーム2F、CITYSHOP PIZZAにて順次到着した方より受付
※定員数に達した時点で締め切らせていただきます。


Text and Interviewed by Kohei Ebina

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