星野源、横浜でマーク・ロンソンと共演「やっぱり音楽は楽しい」

「LIVE in JAPAN 2019 星野源×Mark Ronson」の模様(Photo by 田中聖太郎)

現在開催中のワールドツアー「星野源 POP VIRUS World Tour」の凱旋公演として、12月9日・10日の2日間、横浜アリーナにて「LIVE in JAPAN 2019 星野源×Mark Ronson」が開催された。

上海、ニューヨークと大きな盛り上がりを見せてきた同ツアー、日本での唯一の公演となる横浜公演は昨年、幕張メッセ 国際展示場 ホール 9~11で行われた「LIVE in JAPAN 2018 星野源×Mark Ronson」と同様にマーク・ロンソンとのダブル・ヘッドライナー・ショーという形で行われた。昨年の幕張公演ではDJスタイルでのパフォーマンスだったマーク・ロンソンだが、今回はバックにストリングスを背負った豪華なセットでDJだけでなく、キーボードやギターもパフォーマンスするなどスペシャルなステージを披露した。


(Photo by Masanori Naruse)

中盤ではゲストヴォーカルとして、楽曲「ストップ・ミー」でフィーチャリングしたダニエル・メリウェザーが登場し、同曲をパフォーマンス。さらにマークが作曲で参加した、映画『アリー/ スター誕生』の主題歌「シャロウ ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」でスペシャルゲストとして星野源が登場。大歓声の中、マークとともに美しいアコースティックギターを披露した。その後もマークは「アップタウン・ファンク」「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート feat. マイリー・サイラス」など代表曲をDJプレイし、会場を盛り上げた。 


(Photo by Masanori Naruse)

転換の後、いよいよ星野源が登場。暗転と同時に大歓声が沸き起こる中、「Pop Virus」からライブがスタートする。現在開催中のワールドツアー『星野源 POP VIRUS World Tour』の上海公演、NYC公演を経ての日本でのライブとなっており、「ただいま!」のMCとともに会場に詰めかけた13,000人の観客は早くもヒートアップ。「SUN」「恋」「アイデア」などの代表曲はもちろん、10月にリリースされた最新EP『Same Thing』の楽曲も国内のライブで初披露した。先日リリックビデオが公開されそちらも話題の「Ain’t Nobody Know」、そしてタイトルトラックの「Same Thing」では大合唱が起こるなど、今年2月〜3月にかけて開催されたドームツアー以来のライブは大きな盛り上がりを見せた。


(Photo by 田中聖太郎)


(Photo by 田中聖太郎)


(Photo by 田中聖太郎)

アンコールで再び登場した星野は、会場に来てくれたファンに感謝の気持ちをのべるとともに、ここで「スペシャルゲストを」とマーク・ロンソンを紹介。ギターを持って登場したマークを堅い握手を交わした後披露されたのは「Week End」。圧巻のパフォーマンスで会場が一気にダンスフロアと化した。

「やっぱり音楽は楽しい」と笑顔で語り、「また笑顔で会いましょう」というMCとともに披露された「Hello Song」の多幸感溢れる中、横浜公演は幕を閉じた。

(Photo by 渡邊玲奈/田中聖太郎写真事務所)



<ツアー情報>

星野源 POP VIRUS World Tour

2019.11.23 上海  National Exhibition and Convention Center Hong Arena
2019.11.25 ニューヨーク  Sony Hall Special Guest MARK RONSON
2019.12.09 横浜  Yokohama Arena LIVE in JAPAN 2019 Gen Hoshino × MARK RONSON
2019.12.10 横浜  Yokohama Arena LIVE in JAPAN 2019 Gen Hoshino × MARK RONSON
2019.12.14 台北  Legacy MAX
※全てソールドアウト

Rolling Stone Japan 編集部

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