テイラー・スウィフト、自分のヒット曲が演奏できない怒りを語る

さらにスウィフトは、ある条件をのめば、昔のレコーディング音源を使用してもいい、とボルチェッタから言われていたことも明かした。その条件とは、「来年、私が自分の楽曲のコピーバージョンを再レコーディングしないって約束すること(私にはそうしていい法的な権利があるし、再レコーディングが楽しみ)」それだけでなく、「(ボルチェッタは)私がスクーターや彼について発言するのを止めさせるよう、私のチームに命令したの」

「私の身に起きていることをシェアすれば、こうした問題に対する認知度を高め、ほかのアーティストが私と同じような目に合うのを防げると強く信じてる」とスウィフトは綴った。「私に向けられたメッセージはとても明確。ざっくり言えば、黙ってお利口にしてろ、言うことを聞かなければ、痛い目に合わせるぞってことよね」

「こんなのどうかしてる」とスウィフトは続けた。「ふたりは作曲に一切関わっていない。私がファンのみんなとこうして絆を育めたのは、彼らのおかげなんかじゃない。だから、みんなに助けてほしいの」

過去の投稿でスウィフトは「スクーターは、全てを注いだ作品を自分の手で買い取る機会を私に与えず、私から作品を奪った。要するに、ミュージシャンとしての私のレガシーがそれを壊そうとした人の手に渡ろうとしているの」

投稿した文章の最後にスウィフトはAMAへの参加とNetflixドキュメンタリーの行く末がいまとなっては怪しくなってきたと明かした。そこでスウィフトは、自身の権利を取り戻すため、ファンに呼びかけている。「スコット・ボルチェッタとスクーター・ブラウンにみんなの気持ちを伝えてほしい」とスウィフトは綴る。「自分が作った曲をただ演奏したいだけなのに、その人を暴君みたいに支配しようとする人たちが少しは頭を冷やすよう、誰か言って聞かせてくれるといいのに」

ローリングストーン誌はスコット・ボルチェッタとスクーター・ブラウンにコメントを求めたが、両氏はまだ応じていない。

Translated by Shoko Natori

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