レオン・ファノラキスの咆哮「ヒップホップは価値観や考え方を更新していく音楽」

撮影場所は横浜市にある象の鼻パーク。 「SANTAWORLDVIEWと一緒に初めてフリースタイルした場所です」(Leon)(Photo by Kazuki Iwabuchi)



「日本語でめちゃくちゃカッコいいラップをしてやる!」って思った

ーSANTAWORLDVIEWやYamieZimmerらと作り上げた1stアルバム『CHIMAIRA』には、Leonさんを見出したANARCHYの他、Bank.Somsaart、VA$¢0、ハイヤー・ブラザーズのPsy PとMelo、XXXテンタシオンが所属したクルーMembers OnlyのBass Santana、Cookin’ Soulなどが参加してますよね。父親が日本人で、母親が韓国とギリシャのハーフというクォーターのLeonさんならではというか、どこか無国籍な風情が漂うサウンドだなぁとも思いました。

クラブで外国人から話しかけられることが多いんですよ。『一緒にスタジオ入ろう』って言われることも多々ある。自分もニューヨークに行ったりするし、海外は好きなんです。でも英語をモノにするよりは、外国人をヤバイって言わせる日本語ラップを突き詰めたいですね。混血だけど日本育ちっていうルーツがそう思わせるのかもしれないけど。ハーフの子が周りに多くて、中学生の時に「日本語のラップ、ダサくね?」って言われて、それに腹が立って「日本語でめちゃくちゃカッコいいラップをしてやる!」って思ったんですよ。



ーアルバム発売後、日本全国のクラブのステージに立つ機会も増えましたね。

地方に行ってもみんなバウンスしてくれるし、アルバムを出してからいろいろ変わりました。感情を表現するだけじゃなく、ヒップホップは価値観や考え方を更新していく音楽。そこがすごく面白いし、何年経っても飽きないと思います。だからいくつになっても新しいアプローチを知りたいし、音楽を聴き続けて研究していきたいです。大人になって歳を重ねると昔にとらわれてしまう人って多いじゃないですか。でもそうじゃない人はすごくフレッシュだなと思っていて、自分はそういう大人になりたいですね。



レオン・ファノラキス
2015年の「第8回高校生ラップ選手権」、2018年の「ラップスタア誕生!」シーズン2でLeon a.k.a 獅子名義で優勝。その後、ANARCHY主宰の1%と契約を果たし、Leon Fanourakisとして2019年に1stアルバム『CHIMAIRA』をリリースした。


『CHIMAIRA』
Leon Fanourakis
1%
発売中

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