TikTokガールたちが元カレのウザい説教に合わせてダンスする理由

Screenshots from @trapmoneybella and @tenleyearles on TikTok



集まる女の子たちの面白おかしく、悲痛な叫び

テンリーもイザベラも、寄せられたコメントの多さに驚いたという。その大半が似たような虐待的な交際関係に悩まされていた、または現在進行形で悩まされている10代の女の子たちだ。「私は2年間、虐待的な交際をしていました。あの男は私にドレスコードを押し付けて、私も彼の言うままになっていた。別れてよかった」とは、テンリーのTikTokに寄せられたコメントのひとつ。イザベラのTikTokにはこんなコメントもある。「この留守電、私の元カレの留守電にすっごいソックリなんだけど?」




@kmad_動画内テキスト
@trapmoneybellaに影響されて、束縛的で、洗脳的な元カレの留守電メッセージに合わせて踊ってみた




@slaurynn動画内テキスト
浮気した元カレの携帯メールを読み上げるSiriに合わせて踊ってみた 1日目




@minsugaz動画内テキスト
友達とダンキンドーナツに行ったことで説教する元カレの留守電メッセージに合わせて踊ってみた


コメントの中には、問題の男たちを「さらした」として2人を咎めるものもあった(ただし2人は、誰かを貶めたり辱めるためにTikTokを投稿したわけではないとして、男性の名前を公表してほしいというリクエストを断っている。また自分たちが知る限り、声の主の男性は新たに得た悪評に気がついていない、とも言っている)。だがコメントの大多数は10代の少女たちの結束と、哀しいかな精神的に虐げられる恋愛がはびこっている事実を証明している(全米DV協会のプロジェクト「Love Is Respect」によると、アメリカのティーンエイジャーの3人に1人が精神的、肉体的、性的、または言葉による暴力をパートナーから受けたことがあるという)。

「本当にたくさんの女の子が『私も同じ目に遭った』っていうDMを送ってくるんです。中には『まさに今、こういう人と付き合っています。これを見て自分も逃げ出さなきゃと思いました』と言う子もいました」とテンリー。彼女は今、こうした有害な交際から逃れられずにいる女の子たちにもっと気づいてもらいたいと、自らの経験で得た「危険信号」をまとめた動画を計画している。当時、彼女の元カレは「まんまと私を操って、私のせいなんだと思い込ませていた」と言う。「だから、この手の交際をしている女の子たちには……こういうのはクズで、関わる必要が全くないんだと知ることが大事だと思うんです。いったん抜け出してしまえば、すごく気分が楽になりますから」

Translated by Akiko Kato

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