20人の子供が亡くなった銃撃事件は陰謀論だと主張する元教授、遺族の父に損害賠償

6月、サンディフック銃撃事件の被害者の父親に対する名誉棄損で有罪となったウィスコンシン州オレゴン村在住の元大学教授、ジェームズ・フェッツァー氏 (Photo by John Hart/Wisconsin State Journal/AP)



それでも主張を続ける陰謀論者たち

だがフェッツァーはこうした悔恨の念を見せていない。最近では先月、秘匿事項のポズナー氏の供述内容をインターネット上でサンディフック陰謀論者らに公開したとして法廷侮辱罪に問われ、原告弁護団の侮辱罪申し立ての費用7000ドルの支払いが命じられた。裁定の結果をうけ、フェッツァーは賠償額が「非常識」だとし、上訴する考えを述べた。

フェッツァーは、サンディフック大量虐殺はでっちあげだと信じる人々の集団、いわゆる「真実」究明運動のリーダー。この活動は、陰謀論を支持するラジオ番組『InfoWars』の司会者、アレックス・ジョーンズを中心に広がっていった。ジョーンズも、他の事件被害者7組から訴えられている。彼がラジオ番組を基盤として大量虐殺はでっちあげだという陰謀を広めたことで、遺族らは『InfoWars』のファンから嫌がらせや脅迫をうけていた。

そのうちの1件、サンディフック事件の遺族であるスカーレット・ルイス氏が訴えていたテキサス州の裁判で、ジョーンズは言論の自由を理由に上訴していたが、現地時間11日に敗訴した。この裁判では、意図的な精神的苦痛に対する損害賠償が請求されている。

Translated by Akiko Kato

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