スター・ウォーズ完結編「エンディングには満足」監督語る、最終版予告編が公開

スター・ウォーズ3部作の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の最終予告編が公開された。

ついに終幕を迎えるスター・ウォーズシリーズ『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。最後の予告編動画が公開された。監督を務めたJ.J. エイブラムスは、スター・ウォーズ3部作の完結編である同作のエンディングに「満足している。できるだけ多くの疑問に納得できる答えを与えた」と語った。

善と悪の壮大な戦いを描いた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の最後の予告編が公開された。米現地時間10月21日夜、NFL中継番組『マンデーナイトフットボール』の合間にディズニーが解禁した最新予告編には、いままでの予告編以上の映像が盛り込まれている。

最新予告編では、ブルーのライトセーバー片手にレイ(デイジー・リドリー)が廃墟を疾走している。「本能に従え.... 感じろ....」というナレーションの声が響くなか、予告編は決戦を前にシェルターに集結した反乱者たちの映像へと移る。続いて映し出されるのは、カイロ・レン(アダム・ドライバー)と直接対決に臨むレイ。「誰もが私を理解していると 本当は違う」と言うレイに対し、カイロ・レンは「俺は分かる」と答える。

予告編では、それぞれの最後を迎えるであろう、チューバッカ、ランド・カルリジアン、フィン、C-3POなどの人気キャラクターも全員集結している。そのなかでももっとも重要なのは、故キャリー・フィッシャー扮するレイアが泣きながらレイを抱きしめる場面だ。

監督を務めたJ.J. エイブラムスは先日、スター・ウォーズ3部作の完結編である同作のエンディングに満足していることを米エンターテイメント・ウィークリー誌に明かした。「本作の目的は、スター・ウォーズという一大シリーズを有意義に、そして感情面でも観客を満足させられる方法で完結させるだけでなく、できるだけ多くの疑問に納得できる答えを与えることだ」とエイブラムス監督は語った。「だから、数年後にスター・ウォーズシリーズ全9作を観た人にとって可能な限り一貫性のある物語にしたかった」。

さらに、エイブラムス監督はこのように述べた。「たくさんのことを計画し、議論した。ジョージ・ルーカス自身もスター・ウォーズをつくったときは、それぞれ3つの作品で構成された3部作を想定していた、と言っていた。だからといって、『こんなこともできるじゃないか』と思わせてくれるような新しい発見や、ハッとさせられることがなかったわけではない。それと同時に、設定がそうだからといって必ずしも全部の疑問に答えを出す必要もない。それでも、これが完結編であるからには、観客を納得させなければならないことも十分わかっていた。こうしたことを踏まえて、何がなんでもエンディングが必要だと思った。ストーリーをいじくり回すようなことはしていない」。

デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、故キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ナオミ・アッキー、リチャード・E・グラント、ケリー・ラッセル、ケリー・マリー・トラン、ビリー・ディー・ウィリアムズらが出演する『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、12月20日に日米同時公開予定だ。

Translated by Shoko Natori

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