イーグルス「ホテル・カリフォルニア」77年発売直後のライブを回想

イーグルスの故グレン・フライ


同曲の歌詞のほとんどはヘンリーが書いた。2016年にヘンリーは「グレン(・フライ)がとても重要な歌詞を作ったことを知ってもらうのが重要だと思う。彼が作った歌詞は、グレンがよく言っていた『完璧な曖昧性』を歌に持たせているし、歌詞の解釈の幅が本当に広くなった。かなり風変わりな解釈も見たことがある。それに、なぜだか分からないけど、この曲は世界中の人々の心に響いた」とも述べている。

ここで紹介する動画は、アルバムをリリースして3ヵ月後の1977年3月21日に、ワシントンDCのキャピトル・センターでイーグルスが演奏した「ホテル・カリフォルニア」だ。ちなみに、彼らが来年ステージで披露する同曲はこれとはかなり趣が異なる。このコンサートのあとでベーシストのランディ・マイズナーが抜け、2001年にドン・フェルダーが解雇され、グレン・フライが2016年に他界したからだ。アルバム『ホテル・カリフォルニア』で演奏したメンバーで、残っているのがドン・ヘンリーとジョー・ウォルシュのみで、ベーシストのティモシー・B・シュミットは1977年後期にバンドに参加している。

ドン・ヘンリーはグレン・フライが死んだあとにイーグルスは引退すると言っていた。「続けるなんて強欲か何かに思えてしまう。やけくそな感じすらする」と言っていたが、グレンの息子ディーコンがイーグルスにすんなりと馴染んで練習する姿を見て、その考えを変えた。その後、彼らはディーコンと共にライブを行うようになり、2017年にグレンの声をヴィンス・ギルが歌って世界ツアーを行った。

Translated by Miki Nakayama

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