新鋭デュオ、Oh No Darkness!!に漂う「オルタナ感」の正体

Oh No Darkness!!という名前の意味

-少し話題変えまして、Rolling Stone Japanはオフィシャルメディアとして、ツタロックフェスにも関わっているのですが、あの規模のイベントってたぶん初めてだったと思うのですがどうでしたか?

クボタイジ:めちゃくちゃ楽しかったです。

カワハタチサト:緊張していることもわからんぐらい緊張してました(笑)。

クボタイジ:やって終わったら楽しかった。お客さんのリアクションを見る余裕とかはなかったですけど、あの時点でやれることはやりきったんじゃないかと思います。

-ありがとうございます。さて、Oh No Darkness!!というバンド名はどういう意味があるんですか?

クボタイジ:最初4人で集まって1人1つ英単語を言おうってなって僕は最初からどうしてもDarknessって入れたくて(笑)。

カワハタチサト:思いつかなくて私がOh Noって言って「じゃあOh No Darkness!!」でいいやんって言い出して。で、めっちゃ適当にそこで決まってしまったのがバンド名です(笑)

クボタイジ:結局他の2人は単語言えてない(笑)。

-なるほど(笑)。わかりました。音楽を作る上でのモチベーションってどこにあります?

クボタイジ:高2の頃にギターを始めて、バンドを組むのは大学4回生なんですけど高3から大学1、2、3年の間でも曲自体は作っていて、最初は全然技術もないので完成しただけで嬉しかったんですけど、「こういうバンドがいたらいいな」って自分のために完全に作っていて。あとは、今でもそうですけど「こういうバランスのバンドが他にいないじゃん」みたいな感じで作っています。

-チサトさんはどうですか?

カワハタチサト:基本的に作曲はクボがやるのですが、曲によっては、歌のメロディと歌詞を私が作るんすけど、「すごく重たいサウンドなのにすごく聴きやすい」という変なバランスなのがOh No Darkness!!の魅力かなと思っていて。好きなサウンドを出しつつ、素敵なメロディがつけられたらいいな、っていうので私は作っています。

クボタイジ:あと、僕は元々大学で映画・映像学科で、小学生ぐらいの時に漠然と映画を作りたいなと思って、その後大学に入ったんですけど、元々何かを作るっていうのが好きで、自分の頭の中のものを誰でも見られるような状態にアウトプットすることが、すごく楽しいなって思っていて。その延長線上でもあるんですけど単純にレコーディングはめちゃくちゃ楽しくて大好きなので、「少しずつ自分の頭の中のものが実現されていく」っていう喜びがあります。だからあんまり深く考えてないかもしれないです(苦笑)子供の頃、粘土で自分の好きな形を作って飾っていたりするのと同じで、それの延長線みたいな感じです。

-音源制作の話が出ましたが、普段どういうプロセスで曲って作っいますか?デモを作って、リハスタで合わせて、プリプロして、レコーディングするのが、通常のバンドの制作プロセスかな、思ってるんですけど。

クボタイジ:だいたいそんな感じで、僕が歌メロも全部作る曲は9割ぐらい詰めてドラムもベースも全部つっこんで作ったものをスタジオでみんなで合わせてブラッシュアップして。で最近はオケまで僕が作って、歌メロ任せる、みたいな感じですね。ほとんど最近そんな感じです。

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