ポリフィアが語るBABYMETALとの共演、若いギタリストへのメッセージ

ポリフィア、一番右がスコット・ルペイジ(Courtesy of CREATIVEMAN PRODUCTIONS)

新世代ギター・インストゥルメンタル・グループ、ポリフィアが明日10月5日(土)に大阪・梅田Shangri-La、10月7日(月)に東京・恵比寿LIQUIDROOMで来日公演を行う。2016年の初来日から毎年、日本でプレイしてきた彼ら。4年連続となる今回のツアーはニュー・シングル「Look But Don’t Touch」を引っ提げて、アルバム『New Levels New Devils』(2018年)から新たな進化を遂げたバンドの姿を見せるものとなる。スコット・ルペイジとティム・ヘンソンのツイン・ギターが変幻自在のケミストリーを生み出すライブ・パフォーマンスへの期待が高まるなか、スコットが来日公演に向けた展望、そしてBABYMETALとの共演について語った。

 
ー4年連続での来日というのは凄いですね。

スコット:うん、ポリフィアと日本のファンの間には強い絆があるんだ。初めて日本に行った2016年、お客さんがすごく静かだったのを覚えている。ギターのピックを床に落としたら、音が聞こえるほどだったよ。ライブ前にすごく緊張して、出番の15分前に5〜6回はトイレに行ったっけな(苦笑)。でも気付いたのは、俺たちがウケていないのではなく、日本のファンが真剣に演奏を聴いてくれていることだった。彼らの熱意に応えて、俺たちも気合いを入れて演奏している。最近では、けっこうクレイジーになってきたけどね。前回はクラウドサーフィンするファンもいたし、俺たちも負けずにクラウドサーフィンして、最高に楽しかったよ。






2018年の来日公演の様子(Photo by Kayoko Yamamoto)

ー前回は『New Levels New Devils』に伴うツアーでしたが、今回のテーマは何でしょうか?

スコット:みんなのお気に入りの曲をプレイして、グッド・タイムを楽しむショーだ。それだけだよ。新曲「Look But Don’t Touch」を4月にリリースしたから、もちろんプレイする。新しい曲もあれば昔の曲もあって、ちょっとしたサプライズもある、昔はキッチリ“正しい”音を弾くようにしていたけど、最近ではノリを重視している。まあ、テーマなんてないね!

ー今回初めてポリフィアのライブに参加する音楽リスナーに、どのようなものだと説明しますか?

スコット:音数が多いパーティーだ。友達も連れていった方が良い。君が体験したことを友達に言っても、きっと信じてくれないからね!

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