ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズが初共演を果たすスペースアドベンチャー映画、『アド・アストラ』のUSプレミアが現地時間9月18日に米ロサンゼルスで開催。ブラッドをはじめ豪華キャスト/スタッフ陣が集結した。広大な宇宙を舞台に、宇宙飛行士のロイ(ブラッド・ピット)が太陽系の彼方に消えた父クリフォード(トミー・リー・ジョーンズ)の謎を追う姿を描く本作。『エヴァの告白』や『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』で知られるジェームズ・グレイ監督がメガホンをとり、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』などを手がけたブラッド率いるプランBがプロデュースし、「ブラッド・ピット史上最高の演技」とも称賛される話題作だ。
先日、日本でのプロモーションを終えたブラッドは、USプレミアの2日前にワシントンD.C.のNASA(米航空宇宙局)の本部を訪れ、現在ISS(国際宇宙ステーション)でミッションを遂行中の宇宙飛行士ニック・ヘイグ氏と対面を果たしたという。そこでピットは、大ヒット映画『ゼロ・グラビティ』で宇宙飛行士のマット・コワルスキーを演じたジョージ・クルーニーに言及。ブラッドが「ジョージ・クルーニーと僕のどちらが本物っぽい?」とジョーク交じりに問うと、ニック氏は「もちろん、あなたですよ!」とコメントした。その夜に開催されたスペシャル・スクリーニングイベントでは、初共演で親子を演じたトミー・リー・ジョーンズと久々の再会を果たした。
USプレミアではブラッドをはじめ、ジョーンズ、リブ・タイラー、ドナルド・サザーランド、ルース・ネッガら豪華キャストが集結。レッドカーペットには、リブの父親でもあるエアロスミスのスティーヴン・タイラーも顔を出し会場を沸かせた。
トミー・リー・ジョーンズとの初共演に関して、ブラッドは「彼自身が持っている重みや真剣さが、クリフォード役にはピッタリだった。彼はとても聡明で、素晴らしい俳優だから、まさに適役だったんだ。本当に完璧な役者で、作品に消えることのない跡を残す名優だと改めて確信したよ」 と手放しで絶賛。対するトミーも「ブラッドとの仕事は気に入った! とても楽しくて胸躍る幸せなアドベンチャーだったよ」と語り、ブラッドとの共演に喜びをにじませた。
映画『アド・アストラ』は、9月20日から全国ロードショー。
<映画情報>『アド・アストラ』2019年9月20日(金)全国公開
監督:ジェームズ・グレイ
脚本:ジェームズ・グレイ&イーサン・グロス
出演:ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド
配給:20世紀フォックス映画
http://www.foxmovies-jp.com/adastra/index.html