THE ORAL CIGARETTES、自身初の野外主催イベントで奇跡を必然に変える

THE ORAL CIGARETTES(Photo by Viola Kam (V’z Twinkle Photography))

メジャーデビュー5周年を迎えたTHE ORAL CIGARETTES(以下、オーラル)が914日、15日、大阪・泉大津フェニックスにて自身初の野外主催イベント「PARASITE DEJAVU 2DAYS OPEN AIR SHOW〜」を開催した。DAY1はオーラルのワンマンライブ、DAY2は彼らとゆかりの深いアーティスト7組との対バン形式で開催された同イベント。以下のテキスト本記事では、その2日間の模様をレポートする。

【DAY1】

オーラルのライブが開演するまでの間、ヒューマンビートボクサーのKAIRI、書道家の万美、ライブペインターのOLI、ファッションブランド「MUZE」の創設者・SIVA(MUZE)が登場し、様々な催しで来場者を楽しませたDAY1。ATTRACTION AREA内のステージでは、KAIRIと万美が計2回ステージに現れたほか、その間の時間にはOLIがライブペイントを披露した。

まず、KAIRIと万美は“KAIRIがパフォーマンスをする背後で万美が書をしたためる”という形でコラボレーション。1度目のステージで万美が書き上げた「和敬清寂」という言葉には、“互いをつつしみ敬い、場を清らかに保つ”という意味があるという。2人が去ったあとに登場したOLIは、わずか2時間程度で真っ白なキャンバスを真紅の不死鳥に変身させてみせる。OLIはステージに立っていない間、ブースにて、観客が持ち込んだアイテムにペイントを施す企画を実施。世界にひとつだけのグッズを手に入れた観客はそれを形に残る思い出として持ち帰ることができた。そして2度目のステージに臨んだKAIRIと万美は、OLIが残していった不死鳥の上に「番狂不死」と刻み込む。こうして完成した彼らの作品はパフォーマンス終了後、DAY2終演時までステージに展示された。





また、ステージの横ではSIVAがMUZEのギャラリーをオープン。MUZEは山中拓也(Vo/Gt)のステージ衣装を手掛けているブランドだけあり、ギャラリーは終始大賑わい。今回はギャラリー内での商品の販売はなく展示のみだったが、「PARASITE DEJAVU」のオフィシャルグッズにはMUZEとコラボしたグラフィックTシャツやバンダナが販売されており、場内ではそれらを身につけた観客が多数見受けられた。因みにSIVAは当日場内にてファッションスナップ企画も実施。そのスナップは後日EYESCREAMにて公開されるとのこと。



Rolling Stone Japan 編集部

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