スティング来日直前インタビュー「日本公演はキャリアを総括したものになる」

スティング(Photo by Mayumi Nashida)

いよいよ10月に2年ぶりの来日公演を行うスティングが、史上最高のベスト・ヒッツ・ツアーとなる今回の来日公演に向けてインタビューに応じてくれた。気になる日本公演のセットリストやバンドメンバー、日本についてなど貴重な発言が目白押しだ。


―ヨーロッパとアメリカのツアーが一段落したところだと思いますが、ファンの反応はどうでしたか?

スティング:ツアーをするのが大好きだし、ステージに立っていると今でもエネルギーをもらえるんだ。私のパフォーマンスを観たい、という数千人のオーディエンスの前に立つ感覚は筆舌に尽くしがたいね。だからステージに立って、興奮しないわけにはいかないよね。そして、ありがたいことに、コンサートに訪れたファンにはまだ「金を返してくれ」とは言われていないよ(笑)。

―今回のツアーのセットリストはどうなりますか?

スティング:5月に過去の楽曲を現代風にアレンジした『マイ・ソングス』というアルバムをリリースした。原曲から一部を再構築したり、再構成したり、そんなアルバムからの楽曲からたくさん聴くことができるよ。もちろんそれ以外の楽曲もね。日本公演は私のキャリアを総括したセットリストになる予定だ。



―日本公演は4都市5公演になりますが、セットリストは少し変わりますか?

スティング:セットリストはいくつかバリエーションがあるよ。 私にとって音楽で最も大切な要素はサプライズだから、それが何かを確かめにぜひコンサートに足を運んでほしい!

―今回のツアーのバンドメンバーについて教えて下さい。シャギーのバンドのメンバーもいるんですよね? 彼らを今回のツアーに起用した理由は?

スティング:そうだね!このツアーでは長年の盟友ドミニク・ミラー、ドミニクの息子のルーファスもギターを弾くよ。ドラムにはジョシュ・フリース。キーボードはケヴォン・ウェブスターで、バック・ボーカルにジーン・ノーブルとメリッサ・ミュジークがいるんだけど、この3人はシャギーのバンド・メンバーだ。彼とのコラボアルバム『44/876』のツアーにも参加してくれたよ。それから、ハーモニカは最年少のメンバーのシェーン・セーガーがいるよ。


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