iPhone 11の全貌と、新たな配信サービスApple TV+の詳細

新iPhone発表の騒ぎに埋もれがちになっているが、同社による新たな配信サービスApple TV+も見逃せない。新たな取り組みとして、スティーヴン・スピルバーグ、ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、ジェイソン・モモア、J・J・エイブラムスらも参加するオリジナルコンテンツを配信する。11月1日より月4.99ドル(日本では600円の予定)でサービス開始予定だが、iPhone、iPad、Mac、Apple TVの新たな購入者は、1年間無料でサービスを楽しめるという。

Apple TV+で初公開される番組のひとつが『ザ・モーニングショー(原題:The Morning Show)』。ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーヴ・カレルらが出演する、テレビのニュース番組の舞台裏を描いた作品だ。また、世界滅亡後を描いたSF作品『SEE 暗闇の世界』ではジェイソン・モモアが、ならず者からヒーローへと転身して視覚を失った人々を助ける主役を演じている。


イベントで新製品を発表するAppleの最高経営責任者ティム・クック(カリフォルニア州クパティーノ)

Apple TV+はライバルとなるHuluやNetflixとの差別化を図るため、既存コンテンツを購入して配信するよりも、オリジナルコンテンツの制作・配信を前面に押し出そうとしている。

9月10日には、そのほかにもいくつかの注目すべき発表があった。そのひとつが第7世代のiPad。画面サイズが10.2インチにアップした同モデルは、機能的には従来モデルとほぼ同じだが、100%リサイクルされたアルミニウムで作られている。新iPadは、9月30日より329ドル(米国)で発売開始される予定だ。

さらに同日、Apple Watchの新モデルも正式公開された。明るい有機ELディスプレイを採用したApple Watch Series 5にはコンパスを内蔵し、バッテリー駆動時間は18時間だという。GPSモデルの価格は399ドルから、Cellularモデルは499ドルからとなっている。不思議なことに同社はSeries 4を販売中止とし、機能的には同等のSeries 3の販売を継続するという。最新モデルApple Watch Series 5の予約受付は既に始まっており、9月20日より店頭に並ぶ予定だ。

Translated by Smokva Tokyo

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