松崎しげるが2015年より主催しているエンターテイメント音楽フェス〈黒フェス2019〜白黒歌合戦〜〉が、9月6日の「松崎しげるの日」に、東京・豊洲PITで開催された。
豊洲
PITの場外エリアでは、毎年出店されるたいめいけんなどの飲食ブースの出店や、アメフラっシ、寺嶋由芙、
IRabBitsらのミニライヴなどが行われ、開場前から多くの人が詰めかけた。
ウェルカムアクトとしてステージにまず登場したのは、竜馬四重奏。
4人が和洋折衷な音色を響きわたらせると、続いて司会の伊津野亮と中村葵が登場。
“King of Black”として呼び込んだ松崎しげる、そして本イベントの出演者全員が登場して開会宣言がなされ、満員の会場から大きな歓声が起こった。
トップバッターを務めたのは、ソロになってから初のフェス参戦だという渡辺美優紀。「皆さん、たくさん盛り上がりましょー!」と煽ると、「
MilkyLand」、「
Milky way」をキュートなダンスとともに披露。「みなさんの熱気がすごくて、楽しいです!」という
MCの後、「
Perfect Girl」で会場の一体感が高まっていった。
続いて登場したのは、東京ゲゲゲイ。ポップな新曲「日本アゲゲイ」で会場を盛り上げると、そこから一転「捧げたい」、「
Sense of immorality」と表現力あふれるパフォーマンスへ。指定席の観客も思わず立ち上がりダンスに見入っていた。
純烈は「星降る街角」からライヴがスタート。
MCでは、今年
1月のメンバー脱退をも笑いのエネルギーに変え、しっかりと会場を盛り上げる
4人。「
Propose」では、酒井一圭、小田井涼平が客席までおりていき、
1人
1人と握手を交わすという場面も。最後は、
DA PUMPの
TOMOに考えてもらったという「
Junretsu no happy birthday」の振り付けで会場を大きく巻き込んだ。
続いて登場したのは、デビュー
45周年を迎えた歌手大橋純子。代表曲「シルエット・ロマンス」を歌い上げると、その艶やかな歌声に観客は聴き入っていた。がんの治療を乗り越え、
1年半ぶりのステージとなった大橋。「頑張って元気になります。ありがとうございました」と深々とお辞儀をし、ステージを後にした。
鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)は、「
Miren」、「
Life is SHOW TIME」、「
Love Days」、「女々しくて」の
4曲を披露。ぼんやりとした明かりの中で「
Miren」を歌い終えた後、ステージにライトが当たると、そこには顔を真っ白に塗った鬼龍院の姿が。「白と黒を強調してみたら、ほぼ
MALICE MIZERでした」と、会場を笑いに包む。最後に「あの曲やらせてもらってもいいですか!」と「女々しくて」を披露すると、鬼龍院のステージ全体を使った全力のパフォーマンスに会場は大きく盛り上がった。