デイヴ・グロールが愛娘と「マイ・ヒーロー」を共演「グロール家が誇る最高のシンガー」

Photo by Simone Joyner/Getty Images

英リーズ・フェスティバルに出演したフー・ファイターズのデイヴ・グロールは、娘ヴァイオレットをステージへ呼び「マイ・ヒーロー」を共演した。

8月23日から25日の週末にかけて開催された英リーズ・フェスティバルのヘッドライナーとしてステージに立っていたフー・ファイターズは、スペシャルゲストを迎えた。デイヴ・グロールの娘ヴァイオレットがステージに登場すると、歌いたいとヴァイオレットが強く望んでいた「マイ・ヒーロー」の共演が実現したのだ。

「今回の旅は俺にとって特別なものだった。なぜなら、この旅にはフー・ファイターズの新メンバーが同行してるからな」とグロールはオーディエンスに語り、「言わせてもらうけど、アイツはマジで俺が知ってるなかでも最高のシンガーだ」とつけ加えた。そしてフー・ファイターズのフロントマンは長々と前置いてから、称賛とともに娘をステージに招き入れた。「レディース&ジェントルメン、グロール家が誇る最高のシンガー、ミス・ヴァイオレット・グロールをご紹介しましょう!」

下記動画では、アルバム『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』に収録されている1997年の楽曲「マイ・ヒーロー」でグロールとヴァイオレットが交互にヴォーカルを担当している。親娘がサビを合唱すると、「マイ・ヒーロー」は感動的なデュエットへと姿を変えた。

8月25日の日曜日、フー・ファイターズは英レディング・フェスティバルにも参加し、プロディジーの故キース・フリントを偲んだ。ライブの途中、「ラン」を披露する前にグロールは「みんなと歌い続けたいんだ」と語りかけ、「この曲をプロディジーのキースに捧げる」と言った。さらに、グロールは2009年にレディング・フェスティバルでプロディジーと共演した当時を「あれはマジで俺がいままで経験したなかでも一番クレイジーなライブだった」と振り返った。




Translated by Shoko Natori

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