テイラー・スウィフト、米報道番組で再レコーディングについて語る

米ニュース番組『CBSサンデー・モーニング』でインタビューに応えるテイラー・スウィフト

テイラー・スウィフトは、米ニュース番組『CBSサンデー・モーニング』で、最新アルバム『ラヴァー』や宿敵スクーター・ブラウンの存在、そして物議を醸しているアルバムの再レコーディングについて言及した。

まさか(スコット・ボルチェッタが)あの人に売るなんて、信じられなかった。だって、私たちはスクーター・ブラウンについて延々と議論していたんだから。とはいっても、スコットにはその時の会話の内容を忘れる3億の言い訳があるんでしょうね」。

米ニュース番組『CBSサンデー・モーニング』の最新インタビューでテイラー・スウィフトは最新アルバム『ラヴァー』、ファーストから5枚目のアルバムの再レコーディング、アンチの存在、そして今後の計画について語った。

米ローリングストーン誌が以前に報じた通り、テイラー・スウィフトは米ニュース番組『CBSサンデー・モーニング』の特派員トレイシー・スミスとのインタビューで、所属していた音楽レーベル、ビッグマシン・レコードとアルバムのマスター音源がスクーター・ブラウンの会社に渡ったことを受け、ビッグマシン・レコード期のカタログ楽曲の再レコーディングを計画している、と明かした。

「スコット・ボルチェッタ(ビッグマシン・レコードCEO)が私の音楽を売ることはわかってた。絶対売ると思ってたわ。でも、まさかあの人に売るなんて、信じられなかった。だって、私たちはスクーター・ブラウンについて延々と議論していたんだから。とはいっても、スコットにはその時の会話の内容を忘れる3億の言い訳があるんでしょうね」とスウィフトは『CBSサンデー・モーニング』に語った。

さらに、スウィフトは別のインタビューで契約上、2020年11月からこうした楽曲の再レコーディングが可能になる、と語ったことを踏まえ、ビッグマシン期のアルバムの再レコーディングを「必ず」行う、とつけ加えた。

「なぜ、アルバムには少なくとも1曲は“アンチ”テイラー・スウィフトに向けた楽曲があるのか?」という質問に対し、スウィフトは「私を追いかけ回すのをやめてくれたら、私も彼らのことを曲にするのをやめるわ。前に進むためには許して、忘れなければいけないってよく言うじゃない? でも、それは違う。前進するには許したり、忘れたりする必要なんてない。そんなことしなくても、人は前に進めるわ。ただ無関心になって、前に進むだけ」と答えた。

ほかにも、スウィフトはインタビューで最新アルバム『ラヴァー』のレコーディング、家族、音楽業界における性差別、2017年のアルバム『レピュテーション』についても言及した。

Translated by Shoko Natori

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