リアム・ギャラガー、ドキュメンタリー最新予告編でオアシス後の苦悩を語る

リアム・ギャラガーのドキュメンタリー映画『Liam Gallagher: As It Was(原題)』の最新予告編が公開された

リアム・ギャラガーがロックンロールについて語るドキュメンタリー映画『As It Was』の最新予告編が公開された。アップされた動画では、オアシス後の不人気とソロ・アーティストとしての復活について語っている。

元オアシスのヴォーカリストの2枚目のソロ作品『Why Me? Why Not/ホワイ・ミー?ホワイ・ノット』のリリースに合わせて新たなドキュメンタリー映画が公開される。

ドキュメンタリー映画『Liam Gallagher: As It Was(原題)』の最新予告編で、リアム・ギャラガーがオアシス後の不人気とソロ・アーティストとしての復活について語る。この作品の監督はチャーリー・ライトニングとギャヴィン・フィッツジェラルドで、アメリカ国内の劇場での公開を9月13日、デジタルHD配信を9月17日から、ビデオ・オン・デマンドのプラットフォームでの公開を10月8日に開始する予定だ。(日本公開は未定)

最新予告編は同作品への期待をふくらませるに十分で、下品で輝かしいオアシス時代、苦々しい分裂と解散、その後のタブロイド紙対策でギャラガーが陥った悪循環などを映し出す。しかし、イギリス国内をロッキーの如く走るギャラガーの映像の中に、彼の人生を安定させる重りとして音楽が復活した様子が描かれている。

この『〜As It Was』のハイライトは、2015年にバイラルでヒットしたアイリッシュパブで新曲を披露するギャラガーの動画だ。ソロ・アーティストとしてカムバックした彼を引き立てる役割を果たしたのがこの動画だった。そして、映画はソロとしての最初の作品である2017年の『As You Were/アズ・ユー・ワー』の制作風景へと観客を誘う。予告編には兄ノエルの罵詈雑言は一切入っていないが、取材に答えたある人物が「みんなノエルにはなりたくなくて、リアムになりたいんだ」と冗談めいた発言をしている。

ドキュメンタリー映画『〜As It Was』は、9月20日発売のギャラガーの新作ソロ・アルバム『Why Me? Why Not/ホワイ・ミー?ホワイ・ノット』と同時期に公開される。その後、10月9日のサンフランシスコを皮切りに、ギャラガーはザ・フーの数公演でオープニング・アクトを務める予定だ。



Translated by Miki Nakayama

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