サマソニ現地レポ レッチリが極めたロックの「奥義」を体感

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Photo by Kazushi Toyota)



「Otherside」で大合唱が巻き起こってからは、スタジアム全体の一体感がさらに増していく。オーディエンスは「Dani California」「Californication」などの大ヒット曲を共に歌い、サポートにもう一人ベーシストが加わった「Go Robot」や「Around The World」といったファンクナンバーではアリーナ全体が大揺れとなっていた。

毎回、キッチリと固め過ぎた構成ではなく、その日の雰囲気で変わるセットリストと演奏も彼らの大きな魅力だ。この日は、フリーがベース弾き語りでニール・ヤングの「The Needle and the Damage Done」をカバー。セット終盤の「Under The Bridge」では、ジョシュのギタープレイに合わせてアンソニーが座りながら歌い、観客一人ひとりがスマホのライトをかざしてメロウなムードを共に演出。スタジアム全体が星空のように美しい光で彩られた。


Photo by Kazushi Toyota


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ザ・クラッシュ「The Magnificent Seven」のイントロを引用したジャムから「By The Way」へとなだれ込み、オーディエンス大興奮の中、本編は終了。アンコールでは、日本への特別な思いが込められた楽曲「Dreams of a Samurai」が披露され、最後は「Give It Away」の強烈なファンクで締めくくられた。30年近くにわたって世界のロックシーンを牽引してきたベテランならではの円熟味と、年月を経てもなお前に進み続けるバンドの進化を見せつける、圧巻の1時間半だった


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