a flood of circle佐々木亮介が「面白いこと」を求め仲間募集

シカゴで撮影した佐々木亮介の写真



クロダ何かふたりの間に、共通する感覚やトピックみたいなものはありましたか?

佐々木:俺と三船くんは1個違いだから、2000年代のインディをどう捉えていたのかっていう話が面白くて。彼はどっぷりそっち側にいるというか、バンドもアーケイド・ファイアとかダーティ・プロジェクターズからめっちゃ影響を受けていると思し、横並びで聴けるくらいのものを作っていると思うんだけど。その文脈で三船くんと話していたら、シカゴにおけるもう1個のキーワードがあることに気づいて。USインディで一番ピンとくるのがウィルコだったんだけど、あれもシカゴのバンドなんですよ。

クロダつまり?

佐々木:プレイリストにポップス・ステイプルズの「フレンドシップ」を入れているんだけど、彼はソウルとかゴスペルの人ですよね。で、もう50年代の人で亡くなっているんですけど、その時のライブ音源が残っていて。それを娘のメイヴィス・ステイプルズがウィルコのジェフ・トゥイーディにアレンジしてくれって託しているんですよ。メイヴィス・ステイプルズはメンフィスの人だから、俺がメンフィスにレコーディングに行った時にまさに彼女もレコーディングをやっていて、それで俺の中でシカゴに繋がっていったんです。

クロダああ、ウィルコを介して?

佐々木:そう。チャンスとかと同じ文脈にヴィック・メンサってラッパーがいるんだけど、彼は若い頃にバンドをやっていて、そのプロデュースもウィルコもやっている。だからブルースもウィルコに繋がっていき、チャンスにもウィルコが繋がっていって、ラップもウィルコに繋がっていく。三船くんもUSインディ的な意味で影響を受けているから、そういう意味でジェフ・トゥイーディっていうのは、奇跡的にみんなの間にいる人かもしれないって思った。それだけ器のデカい存在なんだなって。きっとこの地図はたぶんまだみんな描けてないよねって三船くんとも話しているから、これをひとつに繋げられたら凄く面白いよねって思っています。

クロダそれ、絶対に未踏だと思います。

佐々木:うん。

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