a flood of circle佐々木亮介が「面白いこと」を求め仲間募集

シカゴで撮影した佐々木亮介の写真



LEO’s Friend-hunt 1

クロダ:今日は連載の企画を練りに来ました。

佐々木:はい。よろしくお願いします。

クロダと言いつつ、本音は音楽の話をしにきたところもあります。

佐々木:あははは。

クロダ佐々木さんは、今のシーンをどう見てるのかなと(笑)。この前Momくんにインタビューしたら、「今の世界はチルとエモ」って言ってて、本当にそうだなと思ったんですよね。

佐々木:うん。エモもめっちゃ多いよね。

クロダ佐々木さんは今のエモとチルって、つまりはなんだと思っていますか。

佐々木:俺的にはやっぱり、ロックから奪われたものですよね(笑)。個人的な感情とか弱みとかを出すっていうのはロックの美徳だと思っているんだけど、一方、たとえばラッパーはギャングスタラップのように自己顕示欲を示したり、ブランド名をガンガン出して資本主義に乗って、むしろ奪ってやるっていうような気合があるよね。だからこそ、女々しいこと言ってるなよっていうところで、女性蔑視みたいなものもあったと思うんだけど。

クロダうん、そうだと思います。

佐々木:そこでカニエ・ウェストがデカいと思うんですけど、カニエが『808s & Heartbreak』(2008)っていうまさにハートブレイクのアルバムを出して、そこで彼はエモもチルもやっている。それこそドレイクよりも前に歌とラップを混ぜちゃったのがそれかなと思っていて、たぶん当時はオルタナティヴだったと思うんですけど、あれが1位獲っちゃった後はみんなそこの影響下にある気がしています。ラップのセオリーで言ったらこれはありかなのか? っていうことだけど、ゴリゴリのラップをするよりも彼は繊細なことを歌って、それが繊細過ぎてエモくなってくるみたいなことが起こっていたんじゃないかなって。で、それって昔で言うロック的なものだと思うんですよね。

クロダなるほど。あと、今はやっぱりビリー・アイリッシュですよね。

佐々木:俺、あれにもロック持ってかれたなって思ってる(笑)。

クロダというのは?

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