ももいろクローバーZ、夏の一大ライブ開催 勝手に応援するアツくて早い五輪開会式

毎年恒例の夏の一大ライブを成功させたももいろクローバーZ(写真:キングレコード)

2019年8月4日(日)、ももいろクローバーZによる「MomocloMania2019 –ROAD TO 2020- 史上最大のプレ開会式」2days公演の2日目の公演が埼玉県・メットライフドームで開催された。毎年季節ごとに大規模なライブを開催するももいろクローバーZ。今年5月には4人体制になってから初となるセルフタイトルアルバム『MOMOIRO CLOVER Z』をリリースし、フジテレビ系アニメ『ちびまる子ちゃん』のOP主題歌「おどるポンポコリン」を担当するなど、勢いが続くももいろクローバーZ。前日の公演は33176人が詰めかけるほどの勢いを持つ彼女らの毎年恒例の夏の大規模ライブが今年も開催された。

 

開演前から、指定の水着エリア内では既に水が撒かれ始めており盛り上がり始める。ステージセットは4人の担当カラーの鶏冠を付けた鎧の頭部が飾られ、コロシアム風な装飾となっている。開演前のメンバーのアナウンスによると、来年のオリンピックを応援するための史上最大の勝手なライブになるという。各メンバーのアナウンス毎に会場では歓声が上がっていた。運動会の行進曲のようなSEが止まり定刻になると、浴衣を身に纏ったメンバー出演のオープニングVTRが。各々が今回のライブに向けた抱負を述べたVTRが終わると、チアリーダーや旗手が現れオープニングセレモニーの生演奏で「Nightmare Before Catharsis」が始まり、巨大な応援団の様相を見せ、メンバーも自身の担当カラーの鎧頭部から現れる。

 


1曲目は「ロードショー」。全体として一つのショーとなることをコンセプトとした最新アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』の1曲目でもある同曲。「これから皆さんはこのSHOWの一部になります」の歌詞通り、プレ開会式という名のライブに勢いをつける、開幕にふさわしい1曲。生演奏のバンドセットでのライブだけあって、サウンドにも迫力がありサイリウムを振る手が止まらない。3曲目はももクロの夏のライブ定番曲「ワニとシャンプー」で、観衆のコールがドームに響き渡る。和装の踊り子さんがステージに現れ、サビでは皆が扇子を振り出してまさにお祭り騒ぎ。ラスサビ前には「お前らかかってこいよ!」とリーダー百田夏菜子が煽って、会場は更に大盛り上がりとなった。

 


お馴染みの自己紹介のショートMC明けは17thシングル「BLAST!」からスタート。チアリーダーのバックダンサーが再び現れてステージに華と迫力が添えられる。夏のお馴染みチューン「ココ☆ナツ」では、メンバーがサブステージへ移動しながら「コココココ」と耳から離れないフレーズを口ずさむ。笑顔でファンへレスを振りまく高城れにが印象的だった。間奏ではメンバーが持つ巨大ウォーターガンからお客さんへ水が撒かれる夏のライブならではのお楽しみだ。大量のラップ案から厳選したラップを盛り込んだという最新アルバムのリード曲「The Diamond Four」、代表曲「行くぜっ!怪盗少女-ZZ ver.-」など勢いをつけていく。

 

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