tricotが活動9年目にしてメジャーを選んだ理由とは?

─O-EASTでの発表では、秋ぐらいにリリースという話をしていましたけど、レコーディングだったり曲作りだったりは進んでいるんでしょうか?

中嶋:収録曲も大体まとまってきて、爆祭と9才ワンマンが終わった直後の9月25日にシングルをリリースします!

─環境とか状況が変わるタイミングのリリースなので、新曲に関して何か新しい要素を加えたり、チャレンジをしたりしているんでしょうか。

中嶋:逆に今まで通りがいいよねって言っていて。avexからも、今までの感じで1回やってほしいと言われていたので、これまでの自分たちの曲を聴き返したりしてみて、どうやって作っていたんやろうこの曲、みたいなことを初めてちゃんと考えて作っていますね。4人以外の音を入れたりもしていないし、あえて構成をシンプルにしたりも難しくしたりもせず、これまでのtricotという感じの作品になると思います。

キダ:あ、サビのメロディから作ったりした曲はあるなあ。

中嶋:たしかに作り方はちょっと変えたりしましたね。これまでは主に先輩(キダ)のギターでスタートして、セッションでオケを完成させて、格好いいインスト曲を作ってから歌を乗せる感じだったので。歌を乗せてからアレンジしたり、それこそメロから作ったりとかというのは初めての作り方ですね。



─9月23日には「爆祭2019(-Vol.12-)」をTSUTAYA O-EASTにて開催します。どんなイベントにしたいと考えていますか。

中嶋:爆祭は何回もやってきたんですけど、これまでで1番大きいイベントになるし、出演してくれるバンドの数も多いんです。2ステージ使うのも初めてで、ちょっとずつフェスに近づいている感じがしていて。あと、ヒロミさんがカレーを作ります(笑)。tricotのイベントと関係ないところではやってはったんですけど、今回はtricotのイベントでやれるので、これまでの培ってきたカレーの腕を振る舞うときが来たというか(笑)。私も食べてみたかったので楽しみです。

ヒロミ:みんなに食べてもらえたらいいなと思って作ります!

─赤い公園、ayutthaya、DENIMS、Survive Said The Prophet、04 Limited Sazabysと、出演者が豪華ですが、どのような基準で選ばれたんでしょう。

中嶋:基本的に、同世代ということは意識していて。あまり先輩すぎず、下すぎずという感じでやりたかったんです。あとは単純に仲が良かったり、音楽が好きだったという基準で選びました。赤い公園とは縁があるというか、昔から仲良くしていて体制も最近変わったので、ここらでもう1回やりたいなと。向こうも準備が整ったぜという感じだと思うので、ここで一緒にできるのは嬉しいですね。

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