ローリングストーン誌と8人の識者が選ぶ2019年上半期ベスト

左からビリー・アイリッシュ、リゾ、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグ(Photo by Shutterstock)



2.黒田隆憲



フリーランスのライター。世界で唯一のマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン公認カメラマン。昨年はポール・マッカートニー、今年はリンゴ・スターの日本独占インタビューを務めた。著書に『シューゲイザー・ディスク・ガイド』(共同監修)、『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインこそはすべて』、『メロディがひらめくとき』など。
※Rolling Stone Japanでの執筆記事一覧

◎ベスト・アルバム

●ビッグ・シーフ『U.F.O.F.』
●ビリー・アイリッシュ『WHEN WE ALL FALL ASLEEP. WHERE DO WE GO?』
●ジュリア・シャピロ『Perfect Version』
●ディアハンター『Why Hasn’t Everything Already Disappeared?』
●カーリーン『The Quanta Series』
●アンジェロ・デ・オーガスティン『Tomb』
●スカート『トワイライト』
●ステラ・ドネリー『Beware of the Dog』
●イヴ・ジャーヴィス『The Same But By Different Means』
●Tempalay『21世紀より愛をこめて』



◎ベスト・ソング

●ジェイ・サム「Superbike」
●キング・プリンセス「I Know feat. Fiona Apple」
●Suchmos「Water」
●べアバッドゥービー「Disappear」
●ジェイムス・ブレイク「Are You In Love?」





◎コメント

今年も序盤から目白押しで、選びきれず泣く泣く選外になった作品も多数。特にSuchmos『THE ANYMAL』とTHE NOVEMBERS『Angels』、そしてドレスコーズ『ジャズ』には、どれも前作からの“大化けっぷり”も含めて驚かされた。そしてリスト内では何といってもビリー・アイリッシュ。そのキャラ、カリスマ性はさることながら、ビートルズをルーツとする確かなソングライティングと、実験精神に富んだサウンド・プロダクションに痺れまくり。ビリーといえばコーチェラ、コーチェラといえばPerfumeの活躍も今年上半期の大きなトピックの一つであり、下半期そして来年の東京五輪に向けて、彼女たちのさらなる躍進にも期待したい。それと余談だが、ベスト・ソングにも入れたキング・プリンセスの「I Know」には、ビリー・アイリッシュの遺伝子にも深く刻み込まれているフィオナ・アップルが参加していて(びっくりした)、そろそろ彼女もアップかましてきたか?と夢想中。あれ、そういえばマイブラの新作は……。

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