生田衣梨奈と石田亜佑美が明かすモー娘。ライブの舞台裏

左:生田衣梨奈 右:石田亜佑美(Photo by Masato Moriyama, Styling by Ayako Udagawa, Hair and Make-up by Akiko Hachinohe)



ペース配分は考えられない

ー先ほど、3連休5公演なんて話が出ましたが、ペース配分は考えたりするんですか?

石田 私は考えられない人なんです。馬鹿みたいにガムシャラにやっちゃいます。でも、それでファンの方も楽しんで見てくださるからいいんですよ。しかも私は誰よりも体力に自信があるので、こうやって突発的なエネルギーを持っている人がグループにいることで、「石田さんが弾けてるから私たちも弾けよう!」みたいに思ってくれたらいいなって。自分はそういうエネルギー源になれるようにやってます。だから当然つらくはなるんですけど、つらくなってくると「え、つらいんだけど。ウケる!」っていうテンションでまた頑張れる(笑)。

ーランナーズハイじゃないですか。

石田 正直、ハイになっているところはありますね。

生田 私はペース配分をめちゃめちゃ考えるほうなんですけど(笑)、5公演っていうより1日単位で分けますね。1日2公演の2公演目までに体力を残すためのペース配分。2公演目の最後までで体力を使い切って、最終日の5公演目は「もう終わりだー!」って必死に頑張る(笑)。それが自分にとってベストなやり方です。加入当初はすべてに対して全力でやっていたんですけど、そうすると5公演目で疲れが顔にまで出るので、できるだけ1日全体で考えるようになりました。なので、地方で食べるゴハンは本当にエネルギー源になります(笑)。最近のツアーは、外でゴハンが食べられるときは絶対に行くようにします。

石田 疲れてても行きますもんね。

生田 石田亜佑美ちゃん、牧野真莉愛ちゃん、森戸知沙希ちゃん、譜久村聖ちゃん、この5人は絶対に食べに行きます(笑)。夜遅くても、朝早くても行く。

石田 疲れてるからホテルで休む子もいるんで、自由参加なんです。

ーなるほど。でも、体力をセーブするにしても上手に調節できるものなんですか? 

生田 自分の限界を知っているんです。ここでダメになるっていうのがわかるからセーブできる。でも、それは一度経験しないとわからないんですよ。

石田 私、まだ限界までいったことないです。いいのか悪いのか。

生田 いいことだと思うよ。私は最初の頃は本当にガムシャラにやることしかできなかったんです。表現というより、踊れ、歌えって感じの強いテーマしか持てなかった。あと私、先生に怒られすぎていた時期……自分的にあまりよくなかった時期っていうのがあって、それがあるからこそ「これ以上怠けていた時期に戻っちゃいけない!」っていうちょうどいいラインが見つかっているんです。

ーところで、会場に設置されているビジョン用のカメラはどれぐらい意識してますか?

石田 めちゃくちゃ意識してます。会場でのリハーサルで「あ、私はこの場面で映ってるんだ」ってわかったら意識してカメラ目線にしてみたり。あとは、あえてカメラ目線じゃなく、楽しんでいる表情だけを撮ってもらうこともあります。でも、それはあえて意識して楽しんでいる顔をしているということなので、結局、2時間の間、常に意識していますね。しかもリハーサルでは映ってなかったのに、本番になったら映ってたりすることもあるので、それを考えるとたとえ自分が映っていない場面でも常に気は抜けないです。いつ撮られてもいいように構えています。

ー音に関してですが、イヤモニの場合はメンバーごとに音を調整できると思います。音の返しのバランスはスタッフさんに注文するタイプですか?

生田 私はします。音というより自分の声を聴きたいので、できるだけ声を上げてもらってます。もっと言うと、低音を下げてもらって、高音と自分の声を上げてもらってます。低音はイヤモニをしてなくても自然と聞こえてくるので、高音のリズムを上げてもらうんです。モーニング娘。の曲は全部16ビートの速いリズムでとってるので、私の場合は高音を上げてもらうことでビートがとりやすくなるんです。

石田 私は音を調節するというよりは、モニターからの自分の声で調子を確かめるようにしています。



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