タロン・エガートン主演最新作『フッド:ザ・ビギニング』の日本版特報が解禁

映画『フッド:ザ・ビギニング』でロビン・フッド役を演じたタロン・エガートン(Photo by Gary Gershoff/WireImage)

タロン・エガートン主演の映画『Robin Hood(原題)』が、『フッド:ザ・ビギニング』の邦題で10月より日本公開決定。YouTubeでは、そのティザー予告が公開されている。

本作は、これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなどを主演に実写化されてきたロビン・フッドを、新たに『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンを迎えて映画化したアクションエンターテインメント。製作にはレオナルド・ディカプリオが名を連ねていることでも話題となっている。

『フッド:ザ・ビギニング』で描かれるロビン・フッドは過去作のストーリーとは異なり、伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚となる。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という二つの顔を持ったヒーローが、敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれていく。

何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)は、十字軍に召集されて戦地へ。4年後、激戦を生き抜き帰国するも、知らない間に戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民も恋人も追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョン(ジェイミー・フォックス)の導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官と教会内部に入り込む一方、裏では頭巾(フッド)でその顔を隠し、領民らから搾取した金を盗んでは還元するのと同時に教会が抱える秘密に迫っていく。頭巾の男はやがて「フッド」と呼ばれ民心を集めるが、脅威を感じた教会は「フッド」を捕えるために非情な先鋭舞台を送り込む。ロビンと「フッド」はいかにしてこの窮地に立ち向かうのか――。



新たに公開された特報映像は、十字軍に従事していた際には敵対していたが、長官や教会の秘密に迫るためバディを組んだロビンとジョンの軽快なやり取りから始まる。表の顔は領主として生きるロビンが、裏の顔でもある盗賊ロビン・フッドを「頭巾でブス隠し」とディスったり、賞金をかけるなど敵も味方も欺き、魅了するロビンの姿は既成概念を鮮やかに裏切る新しいヒーローの誕生とも言えるだろう。

また、ロビン・フッドといえば弓矢の名手としても広く知られているが、タロンが演じる今回の「フッド」では的を見ることなく背中越しに命中させるだけでなく、空中を舞い、建物から飛び降りながら矢を射るというアクロバティックなシーンの数々にも期待してほしい。



<映画情報>

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『フッド:ザ・ビギニング』
10月全国ロードショー
監督:オットー・バサースト
出演:タロン・エガートン、ジェイミー・フォックスほか
配給:キノフィルムズ
2018年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/116分/原題:Robin Hood
©2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:https://hood-movie.jp/

Rolling Stone Japan 編集部

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