ウィルコのジェフも出演、映画『ハーツ・ビート・ラウド』がまもなく日本公開

映画『ハーツ・ビート・ラウド』のワンシーン(Courtesy of B's INTERNATIONAL)

昨年のサンダンス映画祭やSXSW映画祭で話題となったカーシー・クレモンズ主演最新作『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』が、6月7日より日本公開。登場人物がミツキのMVを見ていたり、ウィルコのジェフ・トゥイーディーが出演していたりと、音楽ファンの心をくすぐる小ネタが散りばめられている。

本作は、ニューヨーク・ブルックリンの海辺の小さな街レッドフックを舞台に、レコードショップを営む元バンドマンの父フランクと、将来の夢のためにLAの医大を目指す娘サムの絆を描いたヒューマン・ドラマ。シングルファーザーのフランクを『21ジャンプストリート』などで知られるニック・オファーマンが、娘のサムを『DOPE/ドープ!!』などでその歌声を披露したこともあるカーシー・クレモンズが演じた。そのほか、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレットや『ヘルボーイ』のサッシャ・レインらが脇を固める。



レコードショップが舞台とあって、音楽ネタも盛りだくさん。サムがYoutubeで見ているMVがミツキの「Your Best American Girl」だったり、レスリー(トニ・コレット)が閉店セールで買おうとしていたのは、セイント・ヴィンセントのプロデュースによる新曲も話題のスリーター・キニーだったり、フランクがレスリーに薦めるのは地元ブルックリンで結成されたアニマル・コレクティヴだったりと、USインディー・ファンなら思わず反応してしまうはずだ。

さらに、映画の冒頭でフランクが店番をしながら動画を見ているのは、ウィルコのジェフ・トゥイーディが息子のスペンサーと結成した親子バンド、トゥイーディ。劇中には、そのジェフ本人がとあるシーンで出演しているとのことなので、お見逃しなく。



<映画情報>

Hearts Beat Loud_Key.jpg

『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』
6月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにてロードショー
監督・脚本:ブレット・ヘイリー
オリジナルソング・音楽:キーガン・デウィット
出演:ニック・オファーマン、カーシー・クレモンズ、トニ・コレット、テッド・ダンソン、サッシャ・レイン、ブライス・ダナー
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
配給:カルチャヴィル
2018年/アメリカ/英語/97分/日本語字幕:神田直美/原題:Hearts Beat Loud
(c)2018Hearts Beat Loud LLC
http://hblmovie.jp/

Rolling Stone Japan 編集部

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