ブレット・ヘイリー監督が語る音楽映画への憧れ「影響源は『リンダ リンダ リンダ』」

―ウィルコのジェフ・トゥイーディが出演していましたが、きっかけは何ですか?

幸運なことに、ニックがジェフと仲良しで、彼がジェフに電話して撮影に参加してくれと頼んでくれました。ジェフもその話を受けてくれ、僕は彼とウィルコの大ファンだったので大喜びでした。これは特別な経験になりました。

―映画を観てステキな街だと思いましたが、なぜレッドフックで撮影されたのですか?

レッドフックは僕が住むブルックリンの近くで、僕のお気に入りの街なんです。いつかレッドフックで撮影したいと思っていました。そして今回がその絶好の機会となりました。とても素敵な街でしょう?

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Photo by Anna Kooris

―本作を制作中、何か参考にした作品や、好きな作品があたまにありましたか?また、どんな映画が好きですか?

特に名前を挙げるならば、やはり『ハイ・フェディリティ』、『ONCE ダブリンの街角で』、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』、『リンダ リンダ リンダ』、『すべてをあなたに』です。

―次の企画は何ですか?もしあれば言える範囲でどのような映画か教えてください。

今ちょうど完成間近なのが『All the Bright Places』というエル・ファニングとジャスティス・スミス共演の映画です。来年Netflixで配信公開予定です。

―日本に来たことはありますか?もしあれば、印象を教えてください。

日本には行ったことがないんですが、とても行ってみたいです!いつか行く日を楽しみにしています。

―最後にこれから映画を観る日本のみなさんにメッセージをお願いします。

映画館でこの映画を観て、心温まる感情と口ずさみたくなる音楽をぜひ家へ持ち帰ってください!



<映画情報>



『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』
6月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにてロードショー
監督・脚本:ブレット・ヘイリー
オリジナルソング・音楽:キーガン・デウィット
出演:ニック・オファーマン、カーシー・クレモンズ、トニ・コレット、テッド・ダンソン、サッシャ・レイン、ブライス・ダナー
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
配給:カルチャヴィル
2018年/アメリカ/英語/97分/日本語字幕:神田直美/原題:Hearts Beat Loud
(c)2018Hearts Beat Loud LLC
http://hblmovie.jp/

Rolling Stone Japan 編集部

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