『マジック:ザ・ギャザリング』がアニメ化、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のルッソ兄弟が制作総指揮を担当

人気ファンタジー・カードゲーム『マジック・ザ・ギャザリング』がアニメシリーズになって、近々Netflixに登場する。(Photo by Invision/AP/REX/Shutterstock)

カルト的人気を誇るファンタジー・カードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』がアニメシリーズになって、まもなくNextflixにお目見えする予定だ。マーベル映画の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』を手がけたルッソ兄弟が製作総指揮にあたり、魔法使い、モンスター、プレインズウォーカなど豊富なキャラクターたちの新たな物語を描く。

「僕らは『マジック:ザ・ギャザリング』が出始めたときからの大ファンで、ずっとプレイしてきました。だから僕たちにとって、ゲームのアニメーション化に携わることができるのは、まさに願ってもないことです」。バラエティ誌に宛てた声明の中でルッソ兄弟はこう語った。

ルッソ兄弟はエグゼクティブ・プロデューサーとして、『マジック:ザ・ギャザリング』初の映像化に挑戦する。

「マジックは世界中で愛されていて、熱心なファンが大勢います。しかも25年以上もの間ずっと進化し続けています」と語るのは、Netflixのアニメ番組編成部長のジョン・ダードリアン氏。「ゲームの世界観を世界中のオーディエンスに届けるにあたり、ジョー&アンソニー・ロッソの他に適任者はいないでしょう。2人が映画史上に残る記録的ヒット作を世に送り出したことも明らかなように、ジャンルものを語らせたらこの2人に敵う者はいません」

『ゲーム・オブ・スローンズ』の成功を受け、TV局やストリーミング会社は新たなコンテンツになりそうなファンタジーの発掘を続けている。HBOは『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ・シリーズを製作中。Amazonは巨額の費用をかけて、J.R.R.トールキンの『ロード・オブ・ザ・リング』を元にしたシリーズをストリーミングする予定だ。Netflixの『ストレンジャー・シングス』も、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』がモチーフになっている。

Translated by Akiko Kato

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