ロックの歴史を彩った名器が集結、メトロポリタン美術館企画展の一部を紹介

8. アクリル樹脂で固めたピート・タウンゼントの大破したギブソンSGスペシャル

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Courtesy of the Metropolitan Museum of Art

1973年、アニー・リーボヴィッツとのローリングストーン誌の写真撮影中、ピート・タウンゼントはイギリスのイーリング・アート・カレッジで「自己破壊的芸術」を学んだ日々に立ち戻り、「ギターを破壊するための17のステップ」の記事の一部としてギブソンのギターを大破させたのである。その残骸から作られたこの立体アート作品は何十年もの間ローリングストーン誌の社内に展示されていた。

9. クラレンス・クレモンズのマークVIアルト・サックス
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Courtesy of the Rock & Roll Hall of Fame

クラレンス・クレモンズの10を超える管楽器のコレクションのうちの1つであるこのマークVIアルト・サックスは1967年製のものである。クレモンズはこのサックスをEストリート・バンドのライブや『明日なき暴走』の「涙のサンダーロード」や「ジャングルランド」などのソロで使っていた。このサックスは彼の死後、Eストリート・バンドに加入した甥のジェイク・クレモンズによって寄贈された。

Translated by Takayuki Matsumoto

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