心臓手術後のミック・ジャガーのダンス動画が公開

心臓手術後動画公開したミック・ジャガー(Franck Castel/REX/Shutterstock)

ローリング・ストーンズの新たなツアー日程は発表されていないが、ミック・ジャガーが快方に向かっているのは明らかだ。

ミック・ジャガーが心臓手術を受けるためにローリング・ストーンズが北米サマーツアーの延期を余儀なくされて6週間、ついにジャガーがInstagramに動画を投稿した。この動画を見るかぎり、彼が驚異的なスピードで快方に向かっているのがわかる。投稿された動画で、ザ・ウォンバッツの「Techno Fan(原題)」に合わせて、ジャガーはおなじみのダンス・ムーブを次から次へと繰り出している。心臓手術を受けて6週間の普通の75歳にこんな動きはできないだろう。しかし、新たなツアー日程を心待ちにしているファンに対し、ジャガーはすでに準備に勤しんでいる姿を見せたかったようだ。

もともとストーンズの北米スタジアムツアーは4月20日にマイアミでスタートする予定だった。しかし、彼らは4月初めに日程の延期を告げる声明を出した。そこには「現在のミック・ジャガーには治療が必要で、ツアーを行うことは無理だと主治医たちから助言された。主治医がミックに話したところによると、この治療によって完治が期待でき、早期のステージ復帰が可能ということだ」と書かれていた。

「こんなふうにみんなを落胆させるのは本当に嫌なことだ。ツアー延期に打ちのめされているが、できるだけ早く復帰できるように一生懸命がんばるよ」と、ジャガー自身もコメントを出した。

しかし、術後2週間でジャガーは恋人のバレリーナ、メラニー・ハムリックに会うためにニューヨークのリンカーンセンターに出向いている。同会場でハムリックはローリング・ストーンズの音楽に合わせたバレエ演目を披露したのだが、当日ジャガーはハムリックを舞台裏から紹介した。またTMZのカメラが劇場に入るジャガーの姿を捉えていた。このときも少し前に手術を受けたとは思えない姿だった。当日のイベントで、ハムリックは「彼は驚異的に回復しているわ。言えるのはそれだけだけど、素晴らしいことよ」とコメントしていた。
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Translated by Miki Nakayama

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