Juke/Footwork〜暗黒ハウスgqomまで、ケンモチヒデフミがゲストとディープに解説

休憩を挟みつつ行われた第2部では、ケンモチによる新アルバムの全曲試聴と解説が1曲ずつ行われた。「ドープな曲を聴きすぎたせいで、そこまでJukeFootworkに聞こえないかもしれない」と前置きを置きつつ、「JukeFootworkを取り入れたからこそ踊れる曲を作ることができたとのだと思います」と語った。

初披露となった「RoboCop」が流れると、会場ではその構成を探ろうとしっかりと聞いている観客もいれば、ノリノリで体を揺らす観客もおり、それぞれの方法で新曲を楽しんでいるようだった。「『RoboCop』の最後のチョップは、映画でロボコップが銃で打たれるシーンをイメージしたんです」と語られると、会場はそのユーモアさに笑いが起こった。

その後、新しく発表された7曲の視聴と解説が続けて行われた。解説では、1曲1曲どのような曲を作ろうと思ったのか、なぜそのタイトルになったのか、音作りのポイントなどが詳しく語られ、普段明かされない楽曲制作の裏側に、メモをとって聞いている観客の姿も見えた。

そして、アルバム発売を記念し5月29日に渋谷WOMBでリリースイベントが開催されることが発表されると、会場は拍手に包まれた。

Rolling Stone Japan 編集部

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