空前のK-POPブーム、ポストBTSと呼ばれるNCT 127が全米デビュー

2019年2月9日、平昌オリンピック・パラリンピックの1周年を記念して韓国、江陵市の江陵アイスアリーナで開催されたイベントでパフォーマンスを披露したK-POPグループNCT 127(Lee Jin-man/AP/REX/Shutterstock)


ニュージャージー州ニューアークから来た女子高生3人がK-POPにのめり込んでいった経緯を教えてくれた。彼女たちはすでに2018年に2日間にわたって開催されたK-POPの音楽フェス、KCONに参加していた。「最初の頃はBTSが好きだった。でも、NCT 127を聴いたとき、ビートがすごくいいと思った。なんていうか、EDMみたいなの」と17歳のリズベット・デルガドーさんは言った。デルガドーさんの目当ては、ハードなダンスが魅力のNCT 127のヒットシングル「Regular」だ。パフォーマンスは期待通りだったようだ。すべてのヒット曲を網羅しただけでなく、NCT 127は「Highway to Heaven」のミュージック・ビデオの上映とともに3つの新曲を披露した。そしてニッキー・ミナージュの「Truffle Butter」のような重厚感あふれるデビューシングル「Fire Truck」で本編を締めくくった。

ライブ前、少女たちの集団が会場の外で写真を取り合っていた。「私は韓国人だから、K-POPを聴きながら育ったの」とニューヨーク州クイーンズから来た18歳のキャサリン・クォンさんは言った。「なんだかものすごいことだと思う。だってアメリカにはアジア人を代表する存在ってあんまりいないから。だからアメリカでK-POPや韓国の文化が流行ってるのって、すごくクールだよね」。クォンさんの友人はNCT 127のお気に入りメンバー、ジェヒョンを観ることができて大興奮だ。「(ジェヒョンの)無邪気な笑顔」が好きだと16歳のジェイミ・チョイさんは言った。「明るくて元気いっぱいで、観てるだけで惹きこまれるの」。

「NCT 127はいままで聴いてきた他のアーティストと違って、ファンとのつながりがあるみたい」とニュージャージー州生まれの22歳のキアナ・コックスさんはライブ後に語った。「灯台のような存在っていうとなんだか変に聞こえるかもしれないけど……言葉がわからなくてもNCT 127の音楽は心に響くし、自分の家にいるような安心感に包まれる。未来は明るいって思えるの」。



Translated by Shoko Natori

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