『ゲーム・オブ・スローンズ』忘れられない名場面10選

首を落とされる寸前のネッド・スターク(Helen Sloan/HBO)


9. 目玉が飛び出すほどの勝利(シーズン4「山と毒蛇」)

1シーズン全部をかけて誰が一番かを決定するようなことがなかったのが不思議なほどにこのドラマにはウェスタロスで一番の戦士だと自称する様々なキャラクターが登場する。それでも、ブライエニーがハウンドを崖から殴り落としたり、その呼び名がぴったりのマウンテンとずる賢いオベリン・マーテルのこの決闘裁判など、この年月の間に数々の際立った戦いがあった。マーテルは派手な戦闘スタイルで巨漢の相手を軽々と倒したがマウンテンに姉の殺害を自白させようと時間をかけすぎてとどめを刺すことが出来なかった。マウンテンの接近戦での勝ち方は、今年のスーパーボウルのベスト・コマーシャルの目玉になったほど、迅速で残酷で記憶に残るものである。

10. 巨人と戦うための誓い(シーズン4「黒の城の死闘」)

ホーダーの死と同様、これは脇役(ジョン・スノウの冥夜の守人の中で3番目に近い友人)の誇るべき犠牲であり、その死に至るまでの過程が大きく意味を持ったもう1つの瞬間である。6人の守人が自分たちが死ぬことを覚悟しながら文字通りの巨人が黒の城の内壁を突破するのを阻止することを心に決める。中には逃げ出したがる者もいたがグレンは、ここまでに視聴者の多くもおそらく声に出して言えるようになっているぐらいこのドラマの中で恒例になっている冥夜の守人(ナイツウォッチ)の誓いを暗唱しメンバーを奮い立たせる。このエピソードでは巨人の襲撃のシーンをあえてカットし、しばらく経ってジョンがグレンと他の守人たちの死体と共に、彼らが勇気と知恵を持って侵入を阻止したということがわかる巨人の死体を発見するシーンまで飛ぶ。戦闘シーンは必要ない。その誓いがそれを特別なものにしているのだ。

Translated by Takayuki Matsumoto

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