ランド役ほか俳優も集結、熱狂のファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」

アメリカ時間12日、シカゴのウィントラスト・アリーナで開催された「スター・ウォーズ・セレブレーション」。左からビリー・ディー・ウィリアムス、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ。(Photo by Barry Brecheisen/Getty Images)

アメリカ時間12日、シカゴでファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」が開催された。ライトセーバーを振って歓声を上げる観客を前に、監督のJ・J・エイブラムスとルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長がスター・ウォーズ最終章のタイトルを発表した。『スター・ウォーズ:エピソード9「ライズ・オブ・スカイウォーカー」(原題)』。タイトルは映画の予告編を通して発表されたが、サプライズもあった。予告編終了後、イアン・マクダーミドの皇帝の声とともに、マクダーミド本人がステージに現れたのだ。「もう一度見たいな」

イベントの司会はなんとコメディアンのスティーヴン・コルベア。観客も大喜びだ。「本当に僕はいま、この壇上にいるんだろうか?」と尋ねるコルベア。エイブラムス監督の直々のリクエストで引き受けたのだという。「いやもしかすると、(いつも自分の番組を収録している)エド・サリバン・シアターの屋上であぐらを組んで、フォースで自分の姿を飛ばしているのかもよ?」

エイプラムス監督が明らかにしたところでは、『ラスト・ジェダイ』で反乱軍の時代が去り、それから「しばらく時が流れた」設定になっているという。「仲間が一緒になって繰り広げる冒険物語」と、監督はほのめかした。

オリジナル三部作以来、久々にランド・カルリシアン役でスクリーンに戻ってくるビリー・ディー・ウィリアムスも、発表の場に駆け付けた。杖をついてはいたものの、椅子まで堂々と歩いて行った。コルベアはウィリアムスに、「ランドを再び演じた」心境を尋ねた。「私からランドが離れたことは一度もない」とウィリアムスは答え、ファンが喝采を送った。彼はまた、『帝国の逆襲』でランドがハン・ソロを裏切ったことに関し、自ら演じた役柄を擁護して笑いを誘った。「ダース・ベイダーを目の前にしたら、何とかしなきゃならないだろ」

他にも、アンソニー・ダニエルズ、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ケリー・マリー・トラン、ヨーナス・スオタモらに加え、新たにキャストに加わったナオミ・アッキーも登場。話を聞いた限りでは、彼女はどうやらランドの娘役を演じるようだ(R2-D2とBB-8の両名も、新型ドロイドを引き連れて登場。新型ドロイドは、自転車のタイヤのてっぺんにメガホンを後ろ向きにつけたしたような姿をしていた)。ちょうどこの日はリドリーの27歳のバースデー。観客はハッピー・バースデーを歌ってお祝いした。

Translated by Akiko Kato

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