DC映画『シャザム!』吹替版の監修&演出に福田雄一を起用

DC映画『シャザム!』より(©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.)

DCコミック原作のアクションコメディ映画『シャザム!』がまもなく日本でも公開。今回、その日本版の吹替監修・演出を『銀魂』などで知られる福田雄一監督が担当することが明らかになった。また、合わせて声優の杉田智和がナレーションを務める特別映像も公開されている。

魔術師からヒーローとしての才能を見出された少年ビリー・バットソンが、「シャザム!」という魔法の言葉を唱えることでスーパーパワーを発揮しながら冒険を繰り広げる本作。メガホンを取ったのはホラー映画『ライト/オフ』や『アナベル 死霊人形の誕生』で知られるデヴィッド・F・サンドバーグだ。

アニメ『銀魂』や『涼宮ハルヒの憂鬱』など多くの人気作品で声優を務める杉田智和がナレーションを担当した90秒の特別映像は、突如スーパーパワーを手に入れたヒーロー・シャザムが悪友のフレディと一緒に悪ノリするシーンや、シャザムの力を狙う宿敵Dr.シヴァナとの大迫力のバトルシーンなどが盛り込まれたもの。さらに、映像の最後にはシャザム役のザッカリー・リーヴァイ、変身前の少年ビリーを演じたアッシャー・エンジェル、そしてビリーの相棒フレディ役のジャック・ディラン・グレイザーのコメントも収録されている。



配給のワーナー ブラザース ジャパンは、本作がDCユニバース初のコメディということで福田に吹替版監修&演出をオファー。「福田監督自身が大のアメコミファンなのでアメコミ愛を注ぎ込んで、ファンの方々にも楽しんで頂ける作品を作って頂けると確信しました。福田監督からは、声優陣のアイデアを頂き、吹替版“アベンジャーズ”?!的に史上最大級に豪華なキャストを揃えることができました。吹替版をご覧になって『くだらねぇ~』って言って頂くことが最高の褒め言葉かと思っております(笑)」と起用の理由を明かした。

また、このオファーを快諾した福田は「猛烈なアメコミファンで、アメリカンギャグコメディが大好物!なところに!ワーナーさんから、こんなお話頂いたらやらないわけにはいきません!そして、この!弱い者が強く変身して活躍するという王道がたまらない!しかも今回、子供ですからね!子供!その変身の振れ幅がガチ大きいわけです!興行的にも強敵ひしめくゴールデンウィーク!笑って笑って笑った後にがっちり感動できますよ!」とコメントを寄せている。

DC映画の最新作『シャザム!』は4月19日より全国でロードショー。



<映画情報>



『シャザム!』
2019年4月19日(金)より全国公開
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
製作:ピーター・サフラン(「死霊館」シリーズ、「アナベル」シリーズ、『アクアマン』)
出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、マーク・ストロング、ジャック・ディラン・グレイザー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

Rolling Stone Japan 編集部

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