YOGEE NEW WAVESが語る、100年経っても変わらないコンバースの魅力

Rolling Stone Japan vol.06掲載|YOGEE NEW WAVES(Photo = Tetsuo Kashiwada)

誕生から100年が経った今も、世界中のあらゆる人、シーン、スタイルから支持されているコンバースのオールスター。「僕らの人生は“未知との遭遇”の連続」と語るYOGEE NEW WAVESの角舘健悟にとって、小学生の頃から付き合いがあるコンバースは、冒険を共にする大切な相棒のような存在だ。メンバーが登場したローリングストーン ジャパンvol.06に掲載されたファッションストーリーを掲載する。

「コンバースって『男の子』の象徴って感じがしませんか? 優等生過ぎず、ワル過ぎず。ちょっと内省的で、自分の世界を大事に持っている人が履くスニーカーというイメージ。だから、昔から僕らの音楽とコンバースって、相性がいいなと思っていたんです」

そう話すのは、はっぴいえんどやサニーデイ・サービス、山下達郎らに影響を受けながら、新たなポップ・ミュージックを模索する音楽集団Yogee New Wavesのヴォーカル&ギター角舘健悟。コンバースとは小学生の頃からの付き合いで、「ちょっとクタクタなくらいがちょうどいい」というヤンチャなこだわりがある。


Photo = Tetsuo Kashiwada

「履き古して親に捨てられそうになったのを救い出して(笑)、それを雨の日でも履くみたいな謎のブームがありましたね。ボリュームのある靴ってあまり似合わないんですよ。背もそんなに高くないし、革靴でもサービスシューズ(軍のお下がり)みたいなキュッとしたシルエットのほうがしっくりくる。大学の卒業式は、スーツにコンバースを合わせて行ったら友人たちにメッチャ褒められた記憶があります。キメ過ぎたくない時にいいんですよね。結婚式とかに履いていくのも良さそう」

「俺も履き古していくのは好きだけど、雨の日というより晴れの日に履きたくなるのがコンバースじゃない? 楽しい気分になれるしさ」とドラムの粕谷哲司が混ぜっ返すと、すかさず「可愛いやつだな!」と角舘がツッコミを入れた。フォトシューティングの最中もずっとじゃれ合う4人は、はたから見ていても本当に仲が良い。


Photo = Tetsuo Kashiwada

2014年に1stアルバム『PARAISO』でデビュー。以降、まるで大海原へと漕ぎ出すように変化と進化を繰り返してきたヨギーは、2年ぶりの最新作『BLUEHARLEM』で一つの到達点にたどり着く。「『島3部作』の最終章」と位置づける今作は、ソウルやサイケ、AORなど様々な要素が混じり合い、マーブル模様のようなサウンドスケープを展開。これまでの集大成でありながら、新たなる旅への予感にも満ちたアルバムだ。

旅といえば、「旅行に履いていくのは常にコンバース」と話すのは、ギターの竹村郁哉。「健悟の言うとおり汚れてもカッコいいし、今日履いているような落ち着いた色だったら、どんな着回しにも合わせられそう。そういうスニーカーって、旅では重宝しますよね」

「軽くて動きやすいしね」と、メンバーの中で最も“コンバース愛”の強いベースの上野恒星も頷く。「“履きやすさ”を追求したスニーカーなら、他にもハイテク系とかいろいろありますけど、昔から親しんでいるからのこの心地よさ。そういう意味でのフィット感は、他にない魅力です。スラックスにもデニムにも合う、常にスニーカーの王道ど真ん中をいくブランド。だからこそ、履き方によって、その人のセンスが問われるんじゃないかな。特に今日みんなが履いているような定番のオールスターはそうですよね」


キャンバス オールスター HI ¥5,800 キャンバス オールスター OX ¥5,800(コンバース converse.co.jp)Photo = Tetsuo Kashiwada

そんな上野がコーディネートの参考にしているのは、ファッション誌ではなく、ロックスターたちが誌面を飾る音楽雑誌だという。

「ストロークスが登場した中学生の頃は、ギターのアルバート・ハモンドJr.に痺れました。当時はバスケットシューズが主流だったけど、彼はセットアップに赤いハイカットのオールスターを履いていて。他にも、カート・コバーンのような黒いジャックパーセルを、ネルシャツとダメージジーンズに合わせたりしていて。あとはラモーンズとか、先人たちを常にお手本にしていましたね」


※右から|角舘 ニット ¥16,800、デニム ¥9,200(共にONCE UPON A TIME)竹村 シャツ ¥4,800、T シャツ ¥6,800、パンツ ¥4,500( すべてaNiKi)、その他本人私物 粕谷 ブルゾン ¥5,800(aNiKi)、スウェット ¥7,200(FILM)、デニム ¥8,000(MAIDENSSHOP)上野  シャツ ¥39,800(ONCE UPON A TIME)、スラックス ¥8,500(FILM TEL: 03-6804-0608)、その他本人私物Photo = Tetsuo Kashiwada


「どちらも“コンバースの聖地”として有名な、神戸の柿本商店で購入したものです。手前は4、5年前に出たモデルで、ネルシャツっぽい生地が気に入りました。シンプルなパンツだったら何でもハマるし、全身黒に合わせても良さそうですよね。奥は、一時期ライブでもよく履いていました。ブリストルっぽいイメージだな、と勝手に思っていて。いい感じに履き倒せましたね。メッチャ気に入っているんですけど、もう二度と手に入らないと思うのでもったいなくてなかなか履けません(笑)」(角舘)

さて、実は今作『BLUEHARLEM』の後半で、4人は既に“島”を飛び出してしまったという。「僕らの人生は“未知との遭遇”の連続。ただそれを100パーセント楽しむだけなんですよ」と角舘は微笑む。

旅と音楽が似合うコンバースを履いた4人が、次にたどり着く場所にはどんな風景が広がっているのだろう?




YOGEE NEW WAVES
角舘健悟(Vo, Gt)、上野恒星(Ba)、粕谷哲司(Dr)、竹村郁哉(Gt)。2013年に活動開始。2014年4月にデビューe.p.『CLIMAX NIGHT e.p.』を全国流通でリリース。その後『FUJI ROCK FESTIVAL』《Rookie A GoGo》に出演。 9月には1st album『PARAISO』をリリースし、年間ベストディスクとして各メディアで多く取り上げられる。これまでに国内の多くのフェス、中国や台湾、タイ、香港などアジア各国でのツアーの成功など海外での活動も広がる中、2019年3月には待望の3rdアルバム「BLUEHARLEM」をリリース。 6月からは全14公演に及ぶ全国ツアー「TOUR BLUEHARLEM 2019」の開催も決定している。
http://yogeenewwaves.tokyo/

【TOUR BLUEHARLEM 2019】
■6月8日(土)岡山 YEBISU YA PRO 
OPEN 18:00/START 18:30

■6月14日(金)福岡 DRUM LOGOS
OPEN 18:30/START 19:30

■6月15日(土)鹿児島 SR HALL
OPEN 18:00/START 18:30

■6月16日(日)長崎 DRUM Be-7
OPEN 17:30/START 18:00

■6月22日(土)浜松 窓枠
OPEN 18:00/START 18:30

■6月29日(土)新潟 studio NEXS
OPEN 18:00/START 18:30

■6月30日(日)仙台 darwin
OPEN 17:30/START 18:00

■7月5日(金)名古屋 ダイアモンドホール
OPEN 18:30/START 19:30

■7月6日(土)金沢 EIGHT HALL
OPEN 17:45/START 18:30

■7月12日(金)札幌 ペニーレーン24
OPEN 19:00/START 19:30

■7月14日(日)大阪 なんばHatch
OPEN 17:30/START 18:30

■7月15日(月・祝)高松 DIME
OPEN 17:30/START 18:00

■7月17日(水)東京 Zepp DiverCity TOKYO
OPEN 18:30/START 19:30

■7月21日(日)沖縄 桜坂セントラル
OPEN 17:30/START 18:00


『BLUEHARLEM』
発売中
【初回限定盤 CD+DVD】3,800円(税別)
【通常盤 CD】3,000円(税別)


シューズに関するお問い合わせ先:
コンバースインフォメーションセンター ☎0120-819-217
converse.co.jp

Photo = Tetsuo Kashiwada Styling = Eiji Takahashi Hair and Make-up = Tsuneaki Oikawa (darlin.)

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