iKONが語る「NEW KIDSプロジェクトが開いた新しい世界」

―ご自身からして「LOVE SCENARIO」が爆発的ヒットした要因は何だと思いますか。

B.I:まず運がよかったと思います。純粋な気持ちで作曲したから、その気持ちが届いて小さいお子さんからご年配の方にまで愛してもらえる曲になったのではないでしょうか。

SONG:B.I君からデモ曲をもらって何回か聴いただけで覚えられる分かりやすい曲だったから、子どもたちにも通じたのではないでしょうか。曲のインパクトが強すぎないし弱すぎないので、何回聴いても飽きが来ません。

―「LOVE SCENARIO」のミュージックビデオの見どころや撮影時のエピソードを教えてください。

JU-NE:撮影の日程が三泊四日だったのですが、正直あまり寝られませんでした。ちょっと大変でしたが、久しぶりに出る新曲だから頑張って撮影しました。みなさんへの感謝の気持ちがあったからできましたね。


JUNE(Courtesy of YG ENTERTAINMENT JAPAN)

DK:撮影に初めて使われるカメラがあって、いつもと撮影方法が違ったので楽しく撮影できました。不思議な撮影でしたね。

―“NEW KIDS”プロジェクトを発足させた経緯を教えてください。

B.I:1年かけて僕たちが追求している音楽をみなさんに見せたいと思ったんです。最初に出した「BLING BLING」では強烈なiKONらしさを、「LOVE SCENARIO」ではiKONのヴォーカルの良さを。『NEW KIDS : BEGIN』から始まり『RETURN』、『NEW KIDS : CONTINUE』、そして『NEW KIDS : THE FINAL』と今のiKONを届けられるように努力してきました。

―制作のときに意識したことや産みの苦しみを感じたことはありますか。

B.I:「KILLING ME」を作ったときが夏だったのですが、すごく暑くて大変でした。それが一番苦労したかな(笑)。一番修正が多い曲でもありました。

―アルバム全体の聴きどころや伝えたいメッセージを教えてください。

B.I:『NEW KIDS』はとても歌詞にこだわったアルバムなので、歌詞を読みながら聴いていただけるとうれしいです。

―では、収録曲についてもお伺いしたいと思います。タイトル曲の「I’M OK」について教えてください。

JU-NE:けっこう切ない曲なのですが、個人的にはとても好きです。“大丈夫じゃないけど 大丈夫だよ”っていう歌詞とか。初めて聴いた段階で「この曲いいな」って思いました。哀しい気持ちを持ってる人に、ぜひ聴いて共感してほしいですね。

―ミュージックビデオの見どころはどこでしょうか。

B.I:JAYさんがゴミ捨て場で横になりながら歌うシーンがカワイイです(笑)。

JAY:僕はかっこいいと思ってるんだけどな……(笑)。iKONのミュージックビデオのなかで、一番男らしくて若さを感じられる作品になったと思います。

―続いて「GOODBYE ROAD」はいかがでしょうか。

CHAN:すごく好きな曲です。日本に来てるときにB.Iさんが聴かせてくれてレコーディングしました。初めて聴いたときに、メンバーみんなが「いい曲だね」って言った思い出があります。


CHAN(Courtesy of YG ENTERTAINMENT JAPAN)

B.I:CHAN君に重要なパートが多いですよね。

CHAN:感動しました! ありがとうございます。



―ミュージックビデオの見どころはどこでしょう。

JU-NE:今まで撮ったミュージックビデオのなかで、一番色がきれいだと思います。監督さんが本当に上手でした。見るだけで癒される作品に仕上がりました。

JAY:1年くらいかけて撮ったミュージックビデオなので、メンバーの顔や髪型の変化も見どころですね。

―では、「KILLING ME」については、いかがでしょう。

SONG:愛していた女性を忘れられない失恋した男性の歌詞になっています。内容は非常に悲しいのですが、パフォーマンスは逆にパワフル。僕たちのステージやミュージックビデオを見ていただくと、曲の魅力を2倍、3倍に味わえると思います。



―ミュージックビデオの見どころは、どこでしょうか。

SONG:全員でシンクロダンスを踊るサビの部分です。演技パートから一糸乱れぬダンスに移る部分はかっこいいので、見どころだと思います。


SONG(Courtesy of YG ENTERTAINMENT JAPAN)

JU-NE:「KILLING ME」の振り付けは、僕たちの事務所の会長(ヤン・ヒョンソク代表プロデューサー)とDK君が作りました。

DK:B.I君と会長と「どういう振付にしたらかっこいいか」相談しながら作った記憶があります。

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