ヴァンパイア・ウィークエンド、6年ぶりのニューALから2つの新曲を公開

写真左がジ・インターネットのスティーヴ・レイシー、右がヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグ(Photo by Michael O'Neal)

ヴァンパイア・ウィークエンドが、ローリングストーンUS版の年間ベストアルバム1位にも輝いた前作『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』から実に6年ぶりとなるニューアルバム、『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』を5月3日にリリースすることを発表。合わせて、同作から2つの新曲が解禁となっている。

本日公開となった新曲は、「サンフラワー feat. スティーヴ・レイシー」と「ビッグ・ブルー」の2曲。今年1月にリリースされた6年ぶりの新曲「ハーモニー・ホール」と「2021」に引き続きフロントマンのエズラ・クーニグと、長年のコラボレーターであるアリエル・レヒトシェイドがプロデュースを努めている。



「サンフラワー」には、先日の単独来日公演も大盛況だったメロウ・ソウル・バンド=ジ・インターネットのギタリストであるスティーヴ・レイシーが参加しており、ヴォーカルとベースラインのユニゾン・メロディーが印象的な、ヴァンパイア・ウィークエンドらしい軽快なリズムが際立つ楽曲となっている。いっぽうの「ビッグ・ブルー」は、アコースティック・サウンドをベースとした2分弱のメロウな楽曲。エズラとアリエルに加え、ケンドリック・ラマーやドレイクを手がけるヒップホップ・プロデューサーのDJダヒがプロデュースを担当している点にも注目だ。



2014年の3作目『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』のツアーを終えてから、長らく沈黙を守っていたヴァンパイア・ウィークエンド。昨年のフジロック・フェスティバルで新体制のライブを披露し、いよいよ新作リリース間近かとファンの期待値が高まっていた矢先での待望の新作リリースとなる。1月に先行リリースした「ハーモニー・ホール」は、これまでのバンドの世界観を踏襲した幸福感あふれる爽やかな楽曲。俳優のジョナ・ヒルや、ハイムの次女ダニエル・ハイムなどがカメオ出演しているMVも話題となった。また、同時にリリースされた「2021」は、細野晴臣が1980年代に制作した楽曲「Talking」のサンプリングを使用していることでも国内外で注目を集めた。

現時点でもスペシャルな内容になることが期待できる『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』。国内盤の詳細は後日発表される予定とのこと。



<リリース情報>

ヴァンパイア・ウィークエンド 『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』

ヴァンパイア・ウィークエンド
『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』
配信日:2019年5月3日(金)
全18曲
※国内盤CDの詳細は後日発表予定

Rolling Stone Japan 編集部

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