二人の結婚50年記念に合わせて、オノ・ヨーコとジョン・レノンの『ウェディング・アルバム』がこの春に再リリースされる予定だ。
オノ・ヨーコとジョン・レノンの『ウェディング・アルバム』がこの春に再リリースされる予定だ。1969年に新作としてリリースされた同アルバムは、二人にとって3枚目のコラボ作品だった。オノ・ヨーコの86歳の誕生日である2月18日に、キメラ・ミュージックと提携するシークレットリー・カナディアンから3月22日に『ウェディング・アルバム』をリリースすると発表された。発売日の3月22日はオノとレノンの50回目の結婚記念日の2日後である。
グラフィック・デザイナーのジョン・コッシュが手がけたリイシュー盤では、1969年3月20日にジブラルタルで行われた二人の結婚を祝う品々が箱に収められている。写真、二人の結婚証明書のコピー、オノとレノンが厳選したイラスト、一切れのウェディングケーキの写真などが、発売当時このアルバムに付属してたオマケの一部だ。再発を行ったレコードレーベルはオリジナルを「忠実に再現」した『ウェディング・アルバム』を提供しており、数量限定の白いアナログ盤、CD、デジタル配信でリリースする。
現在、事前予約が始まっているこのアルバムのリイシュー盤は、シークレットリー・カナディアンとキメラ・ミュージックが提携して再発する1968年から1985年までのオノ作品の1枚である。これまで同レーベルは1971年のソロ・アルバム『フライ』、1973年の2枚のソロ・アルバム『無限の大宇宙』と『空間の感触』を組み合わせたもの、そして1968年のレノンとの共作『未完成作品第一番 トゥー・ヴァージンズ』と1969年の『未完成作品第二番ライフ・ウィズ・ライオンズ』、1970年のプラスチック・オノ・バンドの『ヨーコの心』を再発している。
