スラッシュ、ガンズ・アンド・ローゼズのニューアルバム計画を語る

ツアーでは新曲は一切演奏されなかったが、スラッシュは「ディス・イズ・ラヴ」「ゼア・ワズ・ア・タイム」など『チャイニーズ・デモクラシー』収録の8曲を、彼らしい独自のスタイルで演奏した。「なかなか楽しかったよ」8月にローリングストーン誌とのインタビューでスラッシュはこう答えた。「おかしなところは一つもない。俺が無理して演奏している、という感じもないしね。楽曲の本質を壊さないようにと心がけつつ、自分だったらこうするな、という風に演奏している」

Not In This Lifetimeツアーは全世界125公演を終え、2018年12月8日にハワイ州ホノルルのアロハ・スタジアムで幕を閉じた。スラッシュは休む間もなく、マイルス・ケネディ&THE CONSPIRATIORSとのツアーに参加。毎回ガンズ・アンド・ローゼズの曲(たいてい「ナイトトレイン」か「ロケット・クィーン」)演奏していた前回のツアーとは違い、今回は新作『Living The Dream』のプロモーションを兼ねている。このツアーは8月まで行われる予定だ。

対照的に、アクセル・ローズの2019年の予定ははっきりしていない。AC/DCとのニューアルバムを収録するという憶測が飛び交っていたが、最近公開された写真を見る限りでは、アンガス・ヤングが新曲のレコーディングのためにブライアン・ジョンソンを呼び戻したもようだ。スケジュールの空いたアクセル・ローズが、スラッシュがほのめかす待望のガンズ・アンド・ローゼズの新作に取り掛かるかどうかは、いまのところまだわかっていない。

Translated by Akiko Kato

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