オジー・オズボーン、集中治療室を出て自宅療養を始める

入院中のロサンゼルスの病院を退院した オジー・オズボーン(Photo by Kevin Winter/Getty Images for Live Nation)

インフルエンザの合併症で入院を余儀なくされたオジー・オズボーンは退院後に自宅療養を始めたという。「集中治療室を出て」すでに「自力で呼吸している」と、妻のシャロン・オズボーンが報告した。

オジー・オズボーンの体調が戻ってきており、入院中のロサンゼルスの病院を退院した後は自宅で療養すると、米現地時間2月12日にCBSのトーク番組『The Talk』でシャロン・オズボーンが言った。

1月、インフルエンザに羅患したオズボーンはノー・モア・ツアーズ2ツアーのイギリスとヨーロッパ公演日程を延期する事態に陥った。オズボーンは悪化すると肺炎を引き起こす上気道感染と診断されたのである。

『The Talk』に出演したシャロン・オズボーンは、オジーは「集中治療室を出て」すでに「自力で呼吸している」と述べた。そして「順調に回復していて、元気にしているわ。お見舞いと励ましの言葉を寄せてくれたすべての人々への感謝を伝えたかったの。みんなの温かい励ましが回復の助けとなったし、彼の力になっている。とても感謝している一方で悲しみも感じている彼の心境はちょっと複雑よ」と。

オズボーンは今回延期されたヨーロッパ公演をこの秋にスケジュールし直す予定だ。延期決定直後に彼が出したコメントでは、払い戻しも可能だが、新しい日程でも今回のチケットで入場できるように手配するので、チケットを保管するよう勧めている。2018年10月にブドウ球菌感染症でアメリカツアーの複数のコンサートを延期したばかりのオズボーンは、その数カ月後に再びコンサートを延期することになってしまった。

3月にはオーストラリア、ニュージーランド、日本で小規模なツアーを行う予定のオズボーンだが、5月29日のジョージア州アトランタのステート・ファーム・アリーナ(旧フィリップス・アリーナ)から北米ツアーをスタートする。




Translated by Miki Nakayama

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