米ラスベガスで開催中のレディー・ガガの最新公演に俳優のブラッドリー・クーパーがサプライズでステージに現れ、初めて「シャロウ」を披露した。
米現地時間1月26日土曜日、ラスベガスで開催中のレディー・ガガの常設公演「エニグマ」で、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーがアカデミー賞最優秀オリジナル・ソング部門（主題歌賞）にノミネートされたばかりの『アリー/スター誕生』のヒット主題歌「シャロウ」を初めてライヴで披露した。
1月26日土曜日の公演を観にきていたクーパーはガガの呼びかけに応じて席を立ち、初共演が実現した。クーパーは、アカデミー賞作品賞にもノミネートされた同作で映画監督を務め、ガガとも共演を果たしている。
「今日はわたしの大切な友人が来てるの……みんなは知らないかもしれないけど、ブラッドリーって言うの。あの映画、えっと……『アリー/スター誕生』をつくった人よ」と「シャロウ」の和音を奏でながら観客に向かってガガは言った。「せっかくだから、ちょっと危険を冒してみようかな……ねえ、ブラッドリー、ステージに上がって一緒に歌わない？」
大喜びの観客に駆り立てられながら、クーパーは少しばかりはにかみながらピアノの前にいるガガの隣に座った。慣れない手つきでインイヤーモニターを装着すると、「ジャクソン・メインはこんなの絶対につけないよ」と『アリー/スター誕生』の登場人物を引き合いに出し、かがみこんだガガの隣でそっと「シャロウ」を歌い始めた。ジャクソン・メインのソロパートが終わると、ガガは元の場所に戻ってピアノを奏で、2人で「シャロウ」を歌い上げた。
ガガとクーパーが映画以外で「シャロウ」を生披露したのは今回が初となるが、来たるアカデミー賞授賞式でも共演を果たしてくれるに違いない。
