ジャック・ジョンソンが語る、ウィリー・ネルソンに捧げたパフォーマンスとスティーヴ・アール

ー今も曲を書いていますか?

ツアーに出てから時々書いてるよ。2~3曲ね。

ーウィリーは現在80代ですが、2018年に2枚のアルバムをリリースしました。あなたも今後40年、同じような道のりを歩んでゆきたいですか?

どっちとも言えないな。そそられるけど、でも実際にやるかどうかはわからない。僕は父親に似たところがあって、父親はウィリーみたいな人だったんだ。サーフィンのほうだけどね。僕の一番の情熱もサーフィンだし、時々ツアーなんかやめてずっとサーフィンをしていたいなと思う時もある。でも、ウィリーのやり方は好きだよ。多分、ずっと音楽をやっていくんじゃないかな。そう出来たら素敵だね。

ー答えにくい質問かもしれませんが、ウィリー・ネルソンの中で一番好きな曲はありますか?

昔は「Always On My Mind」だった。本当に美しい曲だよ。最近あらためて聞いたけど、なんて素敵な気持ちにさせてくれるんだろうって感じたよ。あとは「Blue Eyes Crying in the Rain」かな。この曲は一度、ウィリーとベン・ハーパーと一緒に演奏したことがある。それまでの音楽人生で一番の思い出だ。「Roll Me Up and Smoke Me When I Die」も好きだね。あの曲は本当にいい曲だよ(笑)

ーカーター・ヴィンテージ・ギターズでお宝を発掘したそうですね 。(※ジェイソン・イズベルやサンドラー・ヴェイデン、Brothers Osborneやモリー・タトルなどが足しげく通うナッシュヴィルの楽器店)

ああそうなんだ。新しいギターを手に入れたんだけど、それがスティーヴ・アールのギターだったんだ。彼の楽屋に行ける機会があって、そこでギターの話になった。彼はギターをチェックして、ちゃんとノブが揃ってるか、あちこち確認してくれた。あのギターでレコーディングした時の話も聴けて、面白かったよ。本人にギターを見てもらえるなんて、最高にクールだよね。

「Willie: Life & Songs of an American Outlaw」ツアーは、2019年内にケーブルTV局A&Eでオンエア予定。

Translated by Akiko Kato

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